ハイライトは、1曲目 "バイブレイション" です。
山下達郎作曲のポップス。テクニシャンによる演奏も素晴らしい。
達郎自身も、翌年の "Go Ahead!" で "Love Celebration" としてセルフカバーしてます。原題はこっちなんでしょうね。ベースビンビンのこのアレンジもいい。英語の歌詞なのでだいぶ印象が違います。一見同じ曲だと気づかないほどです。
全曲この路線かと思ってたら、結構バラエティに富んでいて、ジャズ、ソウル、歌謡曲、ポップスなどが適当に散らばってます。
歌謡曲の名プロデューサーの酒井政利の差配なのか、山下達郎以外も、簡美京平、矢野顕子の曲もあるし、日野皓正もゲストで吹いている贅沢なアルバムです。
特に、ジャズとポップスが混じったアレンジがいいです。
やっぱ、カッティング・ギターがキモなのかなぁ。"夏の初めのイメージ"や"テイク・ミー"、"待ってて"のイントロなんか、かなりカッコいいです。
- バイブレイション (Love Celebration) -山下達郎
- やりかけの人生 -鈴木勲
- 夏の初めのイメージ -簡美京平
- ベリー・スペシャル・モーメント -横倉裕
- 人はそれぞれ (Just Another Love Song) -横倉裕
- TOKYO SPECIAL (Manhattan Special) -森士郎
- 木もれ陽 (Sequoia Forest) -森士郎
- テイク・ミー -鈴木宏昌
- 待ってて -矢野顕子
Arranged by 鈴木宏昌
Produced By 酒井政利 & 笠井紀美子
Photo By 篠山紀信
Keyboards 鈴木宏昌、Guitar 松木恒秀、Bass 岡沢章、Drums 市原康、Trumpet 日野皓正
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