2020年5月9日土曜日

Justified / Justin Timberlake (2002)

“Invincible” 製作時に The Neptunes から Michael Jackson サイドにオファーされ、採用されなかった曲が見事に花を咲かせました。
Pharrell Williams は Michael のファンだったようですので、ずいぶん悔しかったでしょうね。Michael はまったくもったいないことをしたと思います。
Justin Timberlake も Michael フリークということが知られていますので、このアルバムは Michael 好きの Michael を最大限意識したアルバムといえるでしょう。

1曲目 “Señorita” 2曲目 “Like I Love You” ともノリのいいポップ。
“Señorita” といい “Like I Love You” といい “Take It From Here” といい “Let's Take A Ride” といい、意外と The Neptunes はギターの使い方がうまいです。
“Cry Me A River” は Timbaland の凝った独特の音が印象的です。Stevie Wonder が使いそうな。
いかにも Pharrell Williams っぽい “Rock Your Body” (“Talk to Me, Boy” のバックがいい)から、ストリングス・アレンジとコーラスが効いている “Last Night” の3曲は The Neptunes プロデュースが続き、一転ピアノ・バラード “Still On My Brain” になります。これは The Underdogs プロデュース。ちなみに The Underdogs の Harvey Mason Jr. はジャズ・ドラマー Harvey Mason の息子です。
続く “(And She Said) Take Me Now” は Janet Jackson が参加してますが、そんなに Janet は前に出てません。
“Right For Me” はミニマルな感じのクール R&B。やはり Timbaland の音の使い方は面白いです。

全体的には、The Neptunes の曲が光りながらも、Timbaland のアレンジがいい味を出している、ポップ R&B の傑作ではないでしょうか。

  1. Señorita - *N
  2. Like I Love You - *N
  3. (Oh No) What You Got - *T
  4. Take It From Here - *N
  5. Cry Me A River - *T
  6. Rock Your Body - *N
  7. Nothin' Else - *N
  8. Last Night - *N
  9. Still On My Brain - *U
  10. (And She Said) Take Me Now #feat. Janet Jackson - *T
  11. Right For Me - *T
  12. Let's Take A Ride - *N
  13. Never Again - *M

*N : Produced by The Neptunes
*T : Produced by Timbaland
*U : Produced by The Underdogs
*M : Produced by Brian McKnight

0 件のコメント:

コメントを投稿