開演前に会場にかかっていたのは、The Band の "The Weight"。久々のライブで、気分上がっていきます。
オープニングはなんと "彼女はデリケート"。
いきなりかよ、と思いましたが、ここから数曲はアルバム "サムデイ" あるいはその時期の曲が続きました。
"サムデイ" 発表から40年ということと、名盤再現ライブのブルーレイの発売記念らしい。
"マンハッタンブリッヂにたたずんで" も弾き語りバージョン以後、久々にライブで聴きましたし、なんと言ってもライブではほとんどやらない "I'm in Blue" や "Vanity Factory" の演奏があったのが驚きでした。
"ハートビート" を挟んで、この後ここ10年くらいの曲が続きましたが、やっぱ昔の曲より「今」を感じられる「今」の曲がええなあ、と思いました。
むしろ、7月のニューアルバムから知らない曲をいくつか演るのかと思ってびくついてたくらいでしたが、それはありませんでした。
「今」の曲 "禅ビート"、"ポーラスタア"、"境界線"、"愛が分母"、"銀の月"、"優しい闇" とたたみかけられました。
"銀の月" はイントロのシンセが特報的ですが、レーザーを使った演出も斬新でした。もっとこれ使ったらええのに、と思ったくらいです。
そしていきなりの "約束の橋" で終了(?) 何も言わずにステージサイドへ走って行ったので、戸惑いました。
そのブレイクの後は、まあ昔の80年代の曲だったかな。
もう1ブレイクあったのも戸惑ったけど。
昔と違って、極端なアレンジ替えがないのはちょっと物足りない気がします。
もちろんホーンセクションがある曲は、ギターとかでそのパートを代替するようなアレンジはあるんですが。
唯一違ってたのは、"インディビジュアリスト" かな。オリジナルアルバムバージョンではなく、ホーボーキングバンドセッション・バージョンでした。
安心感はありますけどね。
"禅ビート" でウクライナの国旗をさりげなく掲げたりするところが元春らしいところでした。
Set List
- 彼女はデリケート
- Happy Man
- マンハッタンブリッジにたたずんで
- I'm in blue
- Vanity factory
- ハートビート
- 東京に雨が降っている
- 悲しい話
- 禅ビート
- ポーラスタア
- 世界は慈悲を待っている
- 境界線
- 愛が分母
- 銀の月
- 純恋
- エンタテイメント!
- La Vita e Bella
- 優しい闇
- 約束の橋
- 悲しきレイディオ
- サムデイ
- インディビジュアリスト
- ニュー・エイジ
藤田顕(g)、渡辺シュンスケ(key)、小松シゲル(ds)、高桑圭(b)、深沼元昭(g)
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