2026年6月15日月曜日

aero / はしメロ (2026)

まったくノーマークでしたが、ある時 #9 "ヨロヨロ (feat.7co)" を聴いたのがきっかけで、さっそく2月に出たファースト・アルバムを聴いてみました。

"ヨロヨロ (feat.7co)" のイメージとは違い、最初からハイスピードのハイパー・ポップの連続に驚きました。
アニメじゃん、て感じ。
その通りで、アニメ主題歌も多く入ってます。
だいたい「はしメロ」って何よ。それ自体ほぼキャラクターの名前やん。

ちょっと食傷気味にアルバムを聴いてってると、真ん中あたりからちょっとペースダウンして、期待してたような曲も多くなってきて、終盤にまたスピードアップするという構成でした。

ベスト・トラックは、やはり 7co との共作の "ヨロヨロ" です。
"ヨロヨロ" とは "You Only Live Once" の "YOLO YOLO" で、意外と意味深い。
いい曲やなあ、と思ったのは #20 "YOKAZE replay"。初期の曲のようですが、メロディが素晴らしい。さすが名前に "メロ" が入ってるくらい。

メロディがいいのは #14 "routine" もですが、曲的に感心したのは、#3 "ときはなて!" です。
僕の苦手としているアニメ調の曲ですが、「愛はノット・テクノロジー」のサビ・パートがやたらキャッチーで、それ以上に「イチ・ニー・サン」の3拍子を4回繰り返して、最後「イチ・ニー・サン・スー」で締めくくるパートがスゲーなぁ、と感心しました。3×4=12で4の倍数。そんなのをポップ・ソングにぶっ込んでくる?

"en-en"、"みらみら"、"がなかむ" などの独特の音色を持ったタイトルと歌詞も魅力ですね。
#6 "メリみ" は Marry me からきているそうで、国際ロマンス詐欺まがいの、言葉コミュニケーションがうまくいかないピュア・ラブがテーマ(だと思う)。独特ですよね。

アルバムのピークは #15 "トリキの系列です" 〜 #16 "渋谷のオナゴ気が強い" だと思います。
トリキでの接客対応(多分外国人)を曲にして、シングルで出すってどういうことよ。ピアノ・イントロからの「トリキの系列です。今日満席です。今からでもいけますです。土日祝isぱんぱん、はよゴーガラゴー。まあまあゴーて誰やねんもー」のループが全く心地良い。ハウスかな。
「渋谷のオナゴ気が強い。袖ない」初め何言うてるのか分かりませんでした。

2021年から出してきたシングル曲をずらっと並べて26曲。feat. seekx の2曲が入ってないのは何の具合か。発表順に並べてみましたが、編曲者以外は流れがつかめませんでした。


  • 2020/5/8 浴す MV
  • 2021/5/21 ナイナイラブ- album version [編曲:maeshima soshi]
  • 2021/12/29 YOKAZE replay [編曲:WICSTONE]
  • 2022/1/19 みらみら [編曲:KidMollin]
  • 2022/2/24 routine [編曲:chillingcat]
  • 2023/4/26 メリみ [編曲:Diz]
  • 2023/5/31 mine [編曲:Origamibeats]
  • 2023/6/14 わるいゆめ [編曲:Diz]
  • 2023/7/23 がなかむ [編曲:Black Rose Beatz]
  • 2023/10/4 テイクアウト [編曲:knoak]
  • 2024/3/27 サイキック [編曲:Omamurin]
  • 2024/6/7 安泰 [編曲:山本匠]
  • 2024/7/5 パレット [編曲:MIMiNARI] テレビドラマ「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」オープニング主題歌
  • 2024/8/14 渋谷のオナゴ気が強い [編曲:illdo]
  • 2024/8/21 tan tan tan [編曲:ELYSIAN]
  • 2024/8/28 en-en [編曲:illdo]
  • 2024/10/4 かわいいkm [編曲:MIMiNARI] CANMAKE TOKYO「メタルックマスカラ」タイアップソング
  • 2024/11/24 トリキの系列です [編曲:Sippy Blu]
  • 2025/3/26 f=ma [編曲:seekx]
  • 2025/5/21 ヨロヨロ (feat. 7co) [作詞:はしメロ、芦田菜名子 / 作曲:はしメロ、RYUJA、芦田菜名子 / 編曲:RYUJA]
  • 2025/6/18 yosumi [編曲:⌘ハイノミ] テレビドラマ「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage」オープニング主題歌
  • 2025/6/27 ときはなて! [ 編曲:⌘ハイノミ] テレビアニメ「ウィッチウォッチ」第2クールオープニングテーマ
  • 2025/8/27 サッカリン (feat. seekx)
  • 2025/9/26 百面相 [編曲:⌘ハイノミ] テレビアニメ「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」のオープニングテーマ
  • 2025/12/24 da di do (feat. seekx)
  • 2026/1/21 ひめすぎる [編曲:MIMiNARI]
  • 2026/2/25 ブルーシャドウにのっかって [編曲:MEG.ME、Louis]
  • 2026/3/18 meter [編曲:石田勇喜]
  • 2026/4/19 浴す [編曲:石田勇喜]


  1. サイキック
  2. ブルーシャドウにのっかって
  3. ときはなて!
  4. meter
  5. わるいゆめ
  6. メリみ
  7. 百面相
  8. かわいいkm
  9. パレット
  10. ナイナイラブ - album version
  11. みらみら
  12. がなかむ
  13. en-en
  14. routine
  15. トリキの系列です
  16. 渋谷のオナゴ気が強い
  17. tan tan tan
  18. mine
  19. ヨロヨロ (feat.7co)
    • 作詞:はしメロ、芦田菜名子
    • 作曲:はしメロ、RYUJA、芦田菜名子
    • 編曲:RYUJA
  20. YOKAZE replay
  21. f=ma
  22. yosumi
  23. テイクアウト
  24. ひめすぎる
  25. 安泰
  26. 浴す

  • 作詞・作曲:はしメロ (#19以外)


2026年6月8日月曜日

Frames / 挾間美帆, Danish Radio Big Band (2026)

Danish Radio Big Band (DRBD) の60周年を祝うアルバムだそうです。
DRBD は1964年に設立されましたので、2024年に60周年になります。ちょうど還暦。
ちなみに1964年は、東京オリンピックの年で、The Beatles がアメリカ上陸を果たした年です。一般家庭では白黒テレビの時代ですよね。

ご存知の通り、挾間美帆は2019年から DRBD の主席指揮者を務めています。
このアルバムは全曲挾間美帆の作曲ですが、DRBD の歴史と歴代主席指揮者の遺産を反映しているようです。
歴代主席指揮者には錚々たるメンバーが名を連ねています。

  • Palle Mikkelborg (70年代, 80年代)
  • Thad Jones (70年代)
  • Bob Brookmeyer (90年代)
  • Jim McNeely (90年代〜2000年代)

彼らの作風を曲に取り入れたとのこと。
挾間美帆も勉強熱心だなと思いますが、このチャレンジは DRBD なくしては成し得なかったものですので、このアルバムでの DRBD は演奏者・共演者としてだけではなく、インスピレーションの源という意味で、共作者の位置付けだと思います。

挾間美帆自身、次のようなことを言っています。

  • #1 曲の始まり方と、浮遊するベースラインの上にメロディーが乗るテーマの構造は Bob Brookmeyer からヒント。和音は Jim McNeely を意識。
  • #2 初めてアメリカから招聘された指揮者の Ray Pitts の長いロンド曲にインスパイアされた。途中の音の重ね方は Jim の影響。
  • #3 Thad Jones と Bob Brookmeyer の斬新な和音を取り入れた。
  • #4 初代指揮者の Ib Glindemann が George Russell の曲を指揮する映像にインスパイアされた。
  • #5 Palle Mikkelborg の "Palle" の5文字を音階にした。
  • #6 80年代から90年代の指揮者/ピアニスト Ole Kock Hansen に捧げ、ピアニストなしでは成立しない音楽を意識。

("Jaz.In Vo.031")

ちなみに、Palle Mikkelborg は晩年の Miles と1989年の "Aura" を作っていますが、このメインテーマは "MILESDAVIS" という10文字を音階にしたもののようです。どうやって音階にしたのかはさっぱり分かりませんが。なので、#5は "Aura II" なんですね。
また、彼女の大学の恩師でもある Jim McNeely は #3 "LuLu" を作曲中に亡くなりました。彼への鎮魂の思いを込めた曲になったようです。

なお、このアルバムの発表を記念して、日本ツアーを行うそうです。前回2023年の日本ツアーの時は、m_unit でしたが、今年は DRBD のコンサートになりそうで、楽しみです。

  1. And the Door Unsealed
    • Feature : Karl-Martin Almqvist (sax)
  2. Rondo
  3. LuLu
  4. The Pioneer’s Quest
  5. Aura II
  6. The First Notes

  • Trumpet : Dave Vreuls, Ari Bragi Karason, Thomas Kjærgaard, Mads La Cour, Gidon Nunes Vaz
  • Trombone, Bass Trombone, Tuba : Peter Dahlgren, Petter Hängsel, Annette Saxe, Gustaf Wiklund, Jakob Munck Mortensen
  • Saxophone, Woodwind :  Peter Fuglsang, Nicolai Schultz, Hans Ulrik, Karl-Martin Almqvist, Frederick Menzies
  • Piano : Artur Tuźnik
  • Guitar : Per Gade
  • Bass : Kaspar Vadsholt
  • Drums : Søren Frost

  • All Songs composed by 挾間美帆
  • 指揮:挾間美帆
  • 演奏:Danish Radio Big Band
  • 録音:2025年11月18日~21日 at The Village Studios, Copenhagen


2026年6月1日月曜日

ランプ幻想 / Lamp (2008)

Lamp はギターの染谷大陽に男女のヴォーカル永井祐介と榊原香保里という、ちょっと変わった編成のバンド?です。
染谷大陽と永井祐介は高校時代のフォークサークルの先輩後輩で、榊原香保里は大学時代の知り合いの紹介だそうです。

「ランプ幻想」は彼らの4枚目のオリジナルアルバムになります。
本人ら曰く、この頃になると音楽で生活していくのを諦めたらしいです。
確かに売れてませんもんね。
このアルバムも売れませんでした。
「こんな暗いアルバム、誰が買うんだろう」と。

僕も Lamp というバンド自体、つい最近名前を初めて聞いたと思います。
ただ最近、海外SNSなんかでバズって、世の中に名前が広まった感があるみたいですね。僕は知りませんけど。

で、何の前情報もなく聴いてみたんですが、一言で言うとフォーク・リバイバルですね。
そこにちょっとボサノバが入っているような。
僕が小さい頃、ニュー・ミュージックというのが流行りましたが、そのちょっと前、フォークが流行ったと思うんです。その時代のフォークはプロテストソングが多かったように思いますが、そうではなくて、ハーモニー、コーラスワークで聴かせるようなタイプのフォーク。
ストリングス、ホーン、フルートなんかも入って、結構凝っているようですが、ゆっくりとした曲調と、ローファイな録音が、あまりそれを感じさせません。
榊原香保里のヴォーカルの醸し出す感じがいいですね。


  1. 儚き春の一幕
  2. 密やかに
  3. 夕暮れ
  4. 雨降る夜の向こう
  5. ゆめうつつ
  6. 白昼夢
  7. 日本少年の夏
  8. 二十歳の恋
  9. 冬の影は哀しみ
  10. エンド・オブ・ア・ホリデヰ
  11. ア・サマア・バケイション


  • Classical Guitar, Electric Guitar, Organ, Triangle, Marimba, Xylophone, Piano : 染谷大陽
  • Lead Vocals, Piano, Shaker, Guitar, Bass, Percussion : 永井祐介
  • Lead Vocals, Flute, Marimba, Xylophone, Piano, Accordion : 榊原香保里
  • Bass : 田中啓介 (#1, 4, 8)
  • Drums : 榊原大祐, 佐々木俊之 (#1, 4, 8)
  • Glockenspiel, Percussion : 尾方伯郎 (#1, 4, 8, 11)
  • Violin : 山本理紗 (#1 to 4, 8 to 10), 織田百合名 (#1 to 4, 8 to 10)
  • Viola : 佐藤祐子 (#1 to 4, 8 to 10)
  • Cello : 相中彩 (#1 to 4, 8 to 10)
  • Clarinet, Saxophone : 武嶋聡 (#1, 3)
  • Saxophone : 荒木真 (#3)
  • Trombone : 根岸昌平 (#1, 3)
  • Trumpet : 井田安彦 (#3)


  • Arranged and Produce by Lamp 


2026年5月31日日曜日

Rol3ert ✕ REJAY Joint Tour "Square One" at 梅田Shangri-La, 2026-5-29

東京、名古屋、大阪の3都市を回るツアー。

ステージで Rol3ert が言ってましたが、Rol3ert が REJAY を誘ったとのこと。
同じ20歳で、海外にルーツがあり、グローバルマーケットを意識しているのが似ている、といった理由で。
音楽性はそれほど似ていると思いませんでしたが。

大阪のゲストに DURDN (ダーダンと読むようです)ということで、3組のアーティストの合同ライブでしたが、バンドセットの組み替えに時間がかかる、かかる。
7時始まりの、10時前終わりの3時間弱。各アーティスト30分程度でしたから、バンドセット組み替えが1時間半弱。良し悪しやね。

僕にとっては REJAY 目当てでしたが、DURDN、Rol3ert("ロバート"と読むらしい)目当ての人がほとんどのように見えました。Rol3ert のキャリアは REJAY と同じくらいですが、DURDN はちょっと早くからやっているので、それなりに名が売れているんかな。

REJAY のセットは、本人(ギター)とベースとドラムの3人。テープは使ってなさそうでした。
3ピースだと、一つ一つの音が目立ちますが、ギターはそつなく、ヴォーカルもバッチリ。
ライブ的に盛り上がる曲調じゃないので、どんな感じになるんだろう、と心配しましたが、ドラムのキックが強く、ベースでうねりを出して、ゆったりとグルーヴを楽しむ感じの、いいステージでした。
REJAY が最初に出てきて、数曲をやったら「次が最後の曲です」となったので、ちょっと残念な感じがしました。
後の人たちがメイン?と思いましたが、そうでもなく、先に書いたようにそれぞれ30分程度でした。
REJAY が早々に終わったので、帰ろうかと思いましたが、せっかくなので他のも聴いてみるかと思い直しました。

DURDN も Rol3ert も全く聴いたことがなかったので、曲知らなくてどうしたらいいのか?と思いつつ、それなりに楽しめました。特に DURDN はダンス、R&B 系の曲調でなかなかいい感じでした。お客さんも盛り上がってました。

最後の Rol3ert のパートで、再度 REJAY が出てきて、Rol3ert と REJAY で作った曲をやってくれました。6月中旬に出るそうです。

20歳の女の子のライブに、還暦のおじいさんが行くのは実はかなり勇気がいったんですが、ライブハウスの前に、ジャケットを決めたおじさんとおばさんがいたので、少し安心して入れました。とはいっても、ほとんどが20代らしき人ばかりでしたが。奥の壁際に場所を見つけられたのは幸運でした。

2026年5月25日月曜日

'Nard / Bernard Wright (1981)

17歳の時のデビューアルバムです。
早熟な Bernard Wright は10代の前半からミュージシャンとして活動をしていたようです。
16歳の時にジャズトランペッターの Tom Browne と一緒に仕事をしたことがきっかけで、プロデューサーの Dave Grusin と Larry Rosen の目に止まり、GRP レーベルと契約します。

"GRP" は "Grusin/Rosen Productions" のイニシャルで、彼らがプロデュースすること前提のレーベルです。1978年に作られ、初期契約アーティストとなったのが Tom Browne だった訳です。
Dave Grusin はジャズ寄りのフュージョンを得意としている印象です。
彼らがプロデュースしたアーティストは、Patti Austin、Lee Ritenour、Earl Klugh 等ですから、その志向がわかると思います。

この Bernard Wright のデビューアルバムは、それ等とは少し趣が違います。
ソウル&ファンク領域です。
中にはラップもあります。

Bernard Wright はニューヨークのクイーンズ、つまりロングアイランド島の西部、ジャマイカ生まれのキーボード奏者です。
クイーンズ人脈、ジャマイカ人脈の多くのミュージシャンがこのデビューアルバムでも参加しています。
ブルックリン生まれで4歳違いの Marcus Miller とは幼馴染だそうです。

全編、ファンクあるいはジャズファンクで、どの曲も粋な感じです。
1曲だけ、最後の "Solar" だけが、生粋のジャズナンバーとなっています。ドラム、ウッドベース、ピアノの3人編成で、Miles Davis の曲を取り上げています。
"Solar" は、1954年の "Miles Davis Quintet" という10インチLPが初出のジャズスタンダードです(現在は "Walkin'" に収められてます)。Miles は自作とクレジットしていますが、Chuck Wayne が作曲したと信じられています。
ここでは、自分はジャズもできるんだぞ、というところを見せつけているようですが、なかなかいい出来です。


  1. Master Rocker [Weldon Irvine, Bernard Wright, Ronnie Miler]
    • Acoustic Piano, Electric Piano (Rhodes), Clavinet, Vocals, Arrange : Bernard Wright
    • Electric Bass : Marcus Miller
    • Drums : Mike Flythe
    • Electric Guitar : Bobby Broom, Ronnie Miler
    • Vocals : Al "Wink" Flythe, Pat Heaven
  2. Firebolt Hustle [Harold Grate, Henry "Hanky" Grate Jr.]
    • Acoustic Piano, Electric Piano (Rhodes), Synthesizer (Obx) : Bernard Wright
    • Electric Guitar, Arrange : Henry "Hanky" Grate Jr.
    • Electric Bass : Barry "Sunjon" Johnson
    • Drums : Howard Grate
    • Percussion : Crusher Bennett
    • Horns : Ed Jackson, Jimmy Owens
    • Tenor Saxophone, Horns, Arrange : Al "Wink" Flythe
  3. Haboglabotribin' [Don Blackman]
    • Acoustic Piano, Melodica, Synthesizer (Obx), Clavinet, Arrange : Bernard Wright
    • Acoustic Piano, Electric Piano (Rhodes), Vocals : Don Blackman
    • Electric Piano (Rhodes) : Dave Grusin
    • Electric Bass : Marcus Miller
    • Electric Guitar : Kevin Oliver
    • Drums : Dennis Chambers
  4. Spinnin' [Al "Wink" Flythe]
    • Acoustic Piano, Electric Piano (Rhodes), Clavinet, Synthesizer (Obx), Vocals  : Bernard Wright
    • Synthesizer (Obx) : Dave Grusin
    • Electric Bass : Marcus Miller
    • Electric Guitar : Ronald Miller
    • Electric Guitar, Arrange : Henry "Hanky" Grate Jr.
    • Drums : Howard Grate
    • Horns : Ed Jackson, Jimmy Owens
  5. Just Chillin' Out [Marcus Miller]
    • Arrange, Acoustic Piano, Clavinet : Bernard Wright
    • Synthesizer (Obx) – Dave Grusin
    • Arrange, Electric Bass : Marcus Miller
    • Electric Guitar : Bobby Broom, Ronald Miller
    • Drums : Charley Drayton
  6. Bread Sandwiches[Denzel A. Miller Jr., Steve Teele, Bernard Wright]
    • Electric Piano (Yamaha Cp-80, Rhodes), Acoustic Piano, Clavinet, Synthesizer (Obx), Arrange : Bernard Wright
    • Electric Piano : Ronald Miller
    • Electric Bass : Steve Teele
    • Drums : Charley Drayton, Mike Flythe
  7. Music Is The Key [Tommy Smith, Weldon Irvine[
    • Vocals, Electric Piano (Rhodes), Acoustic Piano : Bernard Wright
    • Backing Vocals : Luther Vandross, Patti Austin
    • Synthesizer (Obx) : Dave Grusin
    • Electric Bass, Arrange : Marcus Miller
    • Electric Guitar : Bobby Broom
    • Electric Guitar, Guitar Synthesizer : Ronald Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Percussion : Crusher Bennett
  8. We're Just The Band [Henry "Hanky" Grate Jr.]
    • Acoustic Piano, Electric Piano (Rhodes), Synthesizer (Obx) : Bernard Wright
    • Electric Bass : Barry "Sunjon" Johnson
    • Electric Guitar, Arrange : Henry "Hanky" Grate Jr.
    • Drums : Howard Grate
    • Horns : Ed Jackson, Jimmy Owens
    • Horns, Arrange : Al "Wink" Flythe
  9. Solar [Miles Davis]
    • Acoustic Piano : Bernard Wright
    • Acoustic Bass : Buster Williams
    • Drums : Roy Haynes


  • Featuring "The Jamaica All-Stars"
  • Produced by Dave Grusin and Larry Rosen


2026年5月16日土曜日

GLHF / muque (2026)

GLHF は、Good Luck, Have Fun というオンラインゲームを始めるときのスラング。
1枚目のジャケットもゲームパッケージだったので、結構ゲームへの執着が強いのか、イメージ戦略なのか。

今回のジャケットはチェスですが、赤緑青というデスプレイの3原色+白という色彩で、3人になったバンドのそれぞれの個性のミックスを意識しているそう。

バンドといっても、ほとんどのサウンドは takachi がPCで作り、そこにヴォーカルとギターを乗せていくサウンドメイクスタイルだそうです。
このアルバムでも生ドラムを叩いているのは1曲のみ。
録音サウンドとライブは全く別物と考えているらしく、それぞれサウンドが異なるみたいです。
ライブ再現性を意識しない分、サウンドメイクが自由になるんでしょうね。

ギター、ベース、ドラムというバンド構成ですが、ライブでは必要なキーボードの音色はどうしているんだろう?

アルバムのツアーが行われていますが、ツアーの最初は発売前になってしまいました。
アルバムの曲の入れ替えがあり、発売が遅れてしまったらしいのです。
その曲が #1 "STYLE."。途中のラップ長のところがいいですね。

アルバムの最初の方は、速いテンポのラウド系な曲が多いなと思いましたが、どうもこれは前作以降、ライブをやる回数が多くなって「ライブでの盛り上がり」を意識して曲作りをしたせいもあるみたいです。
でもそれだけじゃないのが muque の非凡なところです。

あくまでポップスに軸足を置き、ちょっと根暗な歌詞と何か引っ掛かるメロディ、エッジの効いたサウンド。
サウンドメイクにライブでの経験が入ってきて、また一歩成長した記録です。


  1. STYLE.
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)
  2. Good Luck, Have Fun
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)
    • 編曲:takachi, Soma Genda
  3. The 1
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make), Soma Genda
  4. Bouquet
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)
  5. ルーティン
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)
  6. HAPPY GROOVY
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)
  7. DARK GAME
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)
  8. Dancing in my bad life (feat.CLAN QUEEN)
    • 作詞: Asakura, AOi
    • 作曲: Asakura(Topline), takachi(Track Make)
    • 編曲: takachi, AOi
  9. bestie
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)
  10. for you
    • 作詞:Asakura
    • 作曲:Asakura(Topline), takachi(Track Make)


  • Asakura:Vo, G
  • takachi:Dr, Track make
  • Kenichi:G


2026年5月10日日曜日

Cosa Nuestra / Willie Colón, Canta: Héctor Lavoe (1969)

Willie Colón が2月に亡くなりました。75歳、惜しまれます。

Willie Colón は若くしてサルサ、ブーガルーの世界でスターとなりました。
Fania と70年代ニューヨーク・サルサの立役者です。
このアルバムは4作目ですが、まだ19歳!です。

トロンボーン奏者ですが、楽器奏者というよりは、音楽制作者としての才能ですかね。
デビュー当初はブーガルー色がありましたが、この頃になるとサルサ音楽が確立しています。
打楽器とホーンとヴォーカルのバランスが絶妙です。

特に Hector Lavoe のヴォーカルが素晴らしい!(ちなみに "Canta" は「歌」です。「歌:エクトル・ラボー」って表記ですね)
最初 Héctor Lavoe は悪ぶった若造の Willie Colón を軽くみて共演するのをためらっていたそうですが、実はこの頃の Willie Colón との共作時代が絶頂期だったかもしれません。その後、薬物とアルコールで荒れていってしまったのが全く残念です。

"Cosa Nuestra" は英語直訳で、"Our Thing"。イタリアンマフィアの仲間、組織という意味があるようで、"The Godfather" は、この "Cosa Nuestra" の物語だそうです。
ジャケットもそのイメージですね。
そういえば、Fania  All-Stars の黄金期のライブのタイトルも "Our Latin Thing (Nuestra Cosa Latina)" でした。


  1. Che Che Colé [Willie Colón]
  2. No Me Llores Más [Kent Gomes, Héctor Lavoe, Willie Colón]
  3. Ausencia [Héctor Lavoe, Willie Colón]
  4. Te Conozco [Héctor Lavoe]
  5. Juana Peña [Héctor Lavoe, Willie Colón]
  6. Sonero Mayor [Willie Colón]
  7. Sangrigorda
  8. Tu No Puedes Conmigo [Héctor Lavoe, Willie Colón]


  • Trombone : Willie Colón, Eric Matos
  • Vocals : Héctor Lavoe
  • Timbales : Little "Louie" Romero
  • Bongos, Cowbell : José Mangual Jr.
  • Congas : Milton Cardona
  • Piano : Professor Joe Torres
  • Bass – Santi González
  • Recording Director : Johnny Pacheco
  • Producer : Jerry Masucci