2026/10/10

Westside Whimsy / Jhené Aiko (2026)

“Westside” というのは、西海岸、カリフォルニアのことです。
ロスで生まれ育った彼女のカリフォルニアへの想いが入っているアルバムで、カリフォルニアの文化、サーフィン文化に影響を受けた曲もあります。
“Beach Boy” や “Unicorn” なんかはそれで、“Golden Coast” では火事になった海岸を唄っています。彼女の家は山火事で焼けたのです。

曲調は相変わらず抑揚が抑えられていて静かです。
オーガニックでありつつ、静かにシンセも効いています。
伸びやかな歌声に癒されます。
僕にとってはヒーリング・ミュージックです。

“I got Asahi and Sake in my body” ってどういう意味なんでしょう?
日本ルーツのことなんでしょうかね。
そういえば “Nami's Haiku” という曲もあります。母の愛を歌った曲で、17音の繰り返しだそうです。575には聞こえないけど。

  1. Wild Cat(s)
    • Written by Jhené Aiko Efuru Chilombo, Brian Warfield, Julian-Quan Viet Le, Maclean Robinson
    • Produced by Fisticuffs, Le
    • Megan Shung : strings
    • Owen Clapp : bass
  2. Ghost
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs, Le
    • Megan Shung : strings
  3. Break
    • Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Le
    • Brian Warfield : trumpet
  4. Love Bomb (with Ab-Soul)
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield, Herbert Anthony Stevens IV
    • Produced by Fisticuffs, Le
    • Maclean Robinson : programming
  5. Ceiling (Freestyle)
    • Written by Chilombo, Amaire Johnson, Roman Mironchenko
    • Produced by Johnson Swam
    • Amaire Johnson : programming, drum kit
    • Swam : keyboard
  6. Nothing Nice to Say
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs, Le
  7. He Belongs
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs, Le
    • Julian-Quan Viet Le : flute
  8. Like, Whatever (featuring Tyga)
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield, Micheal Ray Stevenson
    • Produced by Fisticuffs Le
  9. You
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs Le
  10. Don't Be That Guy
    • Written by Chilombo, Darius Logan, Dominique Logan, Corparal, Mike Jay
    • Produced by Jesse "Corparal" Wilson
    • Blaq Tuxedo : vocal production, programming, bass, keyboard
    • Erik Hammer : guitar
    • Jesse "Corparal" Wilson : programming, bass, keyboard
  11. Lullaby
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs, Le
  12. Neighbors (featuring Larry June)
    • Written by Chilombo, Le, Leonard Eugene Hendricks III, Matthew Dean Burdette
    • Produced by Le
    • Brian Warfield : trombone 
  13. Mine
    • Written by Chilombo, Jahron Anthony Brathwaite, Matthew Samuels
    • Produced by Boi-1da, PartyNextDoor
    • Boi-1da : programming
  14. So Good (featuring Kendrick Lamar)
    • Written by Chilombo, Jahaan Sweet, Kendrick Duckworth, Mark Spears, Matthew "MTech" Bernard, Ration "Scott Bridgeway" Akers Jr.
    • Produced by Sweet, MTech, Scott Bridgeway, Sounwave
    • Jahaan Sweet : bass, keyboard
    • Matthew "MTech" Bernard, Scott Bridgeway, Sounwave : programming
  15. Beach Boy
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs, Le
  16. Unicorn
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs, Le
  17. I Don't Mind
    • Written by Chilombo, Hendricks, Le, Robinson, Warfield, Dexter Wansel, Theodore Life
    • Produced by Fisticuffs, Le
    • Robert "Bubby" Lewis : bass
  18. Nami's Haiku
    • Written by Chilombo, Le
    • Produced by Le
  19. A Living Light
    • Written by Chilombo, Le, Robinson, Warfield
    • Produced by Fisticuffs, Le
    • Jonah Levine, Luke Kennedy Aiono, Victor San Pedro : guitar
  20. Golden Coast (featuring Ohma)
    • Written by Chilombo, Robinson, Warfield, Hailey Niswanger, Mia Garcia
    • Produced by Fisticuffs Ohma
    • Hailey Niswanger : flute
    • Mia Garcia : guitar


  • Jhené Aiko Efuru Chilombo, Ketrina "Taz" Askew : executive production
  • Brian Warfield : programming, keyboard
  • David Otis : saxophone
  • Julian-Quan Viet Le : programming, keyboard


2026/10/04

シティミュージック / 流線形 (2003)

“流線形” と聞いて思い浮かべるのは、松任谷由実の1978年のアルバム “流線形'80” です。
“埠頭を渡る風” が入った名盤ですが、まさしくこのアルバムタイトルをグループ名にした “流線形”。
70年代は、歌謡曲、フォークが力を持った時代でしたが、80年代近辺になると、オフコースや尾崎亜美、松山千春、八神純子などが売れるようになって「ニューミュージック」などと呼ばれるようになります。洋楽的なサウンドが特徴だったと思います。
この系譜に一番影響を与えたのが、荒井由実〜ティン・パン・アレイ〜山下達郎が70年代中盤から続けていたポップ・ミュージックですね。
ついに山下達郎が'80年に ”RIDE ON TIME” でブレイクすると、“シティ・ポップ” という宣伝文句まで生まれました。

2010年代後半になって、“シティ・ポップ・リバイバル” が流行しますが、このアルバムが出たのが2003年。'70〜'80年代 “シティ・ポップ” がほとんど注目されていなかった時代です。
“シティ・ポップ” の時代風景に、落ち着いた大人の雰囲気、洗練されたサウンドなどをブレンドした音楽は少し時代の先を行き過ぎてたのかもしれません。

この当時クニモンド瀧口氏、林有三、押塚岳大の3人のバンドでしたが、ヴォーカルにサノトモミを迎えて制作されたのが “シティミュージック” です。
このサウンドには、やはり女性ヴォーカルがベストなんでしょうね。切ないサノトモミの歌声がぴったりハマってます。
サウンドは松任谷正隆の世界とダブるところが多いかもしれません。R&B、ディスコ、ファンクを取り入れて、時にはシンセ、ストリングスを組み合わせ、耳に心地よいサウンドに仕上げています。

歌詞が、男性が見る女性のスタンスなのがちょっと気になりますが、これも時代ですかね。

アルバム・ジャケットにはバンドの3人が遠景で三角構図で写っています。晴れた日ではなく曇り空を背景にしているところが、アルバムの雰囲気と合っているかもしれません。
駒沢オリンピック公園の風景だそうです。1964年の東京オリンピックの第2会場だったそうで、首都高3号線を西に向かうと左手に見えます。つまり ”中央フリーウェイ” の ”右に見える競馬場 左はビール工場” へのオマージュです。
アルバム1曲目は ”3号線” ですからね。ちなみに英語タイトルは “Route No.3 Shibuya” です。
オマージュということでは、#2 ”恋のサイダー” は大滝詠一、山下達郎へのオマージュかもしれません。

“シティミュージック” というタイトルは、Jorge Calderón の '75 “City Music” からとっているそうです。アメリカでいうところの ”ソフト・ロック”、日本でいうところのAORの名盤です。


  1. 3号線 Route No.3 Shibuya
  2. 恋のサイダー
  3. 東京コースター (Album Version)
  4. きっとメイって I Love You
  5. エアーポート'80
  6. 恋の始めは甘く切なく Don't Stop Feeling Loving You
  7. フライデーナイト Friday Nite


  • 作詞・作曲:クニモンド瀧口
  • 編曲:クニモンド瀧口、林有三


  • Electric Guitar, Backing Vocals : クニモンド瀧口
  • Electric Piano, Keyboards : 林有三
  • Synthesizer : 押塚岳大
  • Vocals : サノトモミ
  • Drums : 木村直樹
  • Bass : 岡雄三
  • Percussion : 佐藤唯史
  • Backing Vocals : 千田真友美
  • Strings : 青山玲子


  • Recorded and Mixed by : 林有三
  • Produced by : 流線形


2026/09/26

和久井沙良 -Four Elements- Release Live Tour 2026 “Nothing But Living” at Conpass, 2026.9.23 Wed

アルバム “Nothing But Living” 発売記念の、東名阪ライブ・ツアーの初日が大阪でした。
Conpas は小さいライブ・ハウスで、100人ちょっとくらい入ったのかな。

初めは少し緊張気味でしたが、徐々にノってきました。
意外と大きな瞳で、右斜め上を見ながら歌うのが癖なんでしょうか。

ほとんどが “Nothing But Living” からの曲で、ほぼ全曲くらい演ったんちゃうかな。
中盤で、3rd. アルバムからインスト・ナンバー “The Little Cycle”、 フュージョンですね。
これを演ってる時が、彼女一番楽しそう、というか没入してた。
元来鍵盤奏者なんですね。
スピードも上がってきて、会場もかなり盛り上がってました。
本編は、アルバムと同じく "shoes" で終わり、アンコールではインスト・ナンバーの後に “utas” から ”幽霊になっても美しい” で締めくくりました。

アルバムの微妙なサウンドを、バンドでどう再現するんだろうと思っていましたが、きっちり4ピース・バンド用にアレンジされてました。さすが。

アンコールに入ったところで、グッズ紹介なんかをして、かなり気さくな人柄も垣間見れました。アルバム・ジャケットをデザインした近藤萌さんというのが、中学だかの同級生であることも紹介してました。
最後の方で “よせてはかえす” を飛ばしたことをドラムの上原俊亮さんに指摘されて演り直してましたが、彼はところどころで軽妙なトークを入れてきて、気に入りました。


  • 和久井沙良 : Vocal, Keyboard
  • 上原俊亮 : Drums
  • 高橋佳輝 : Bass
  • イシイトモキ : Guitar


2026.9.23(水) 17:30〜19:00 at 大阪心斎橋 Live Space Conpass ¥4,500


花魁譚 Tales of a Courtesan (Oirantan) / 秋吉敏子 - Lew Tabackin Big Band (1976)

"孤軍"、"Long Yellow Road" に続くバンドの3作目です。

日本的なテイストとアメリカ・ジャズの融合の試みを続けてきた秋吉敏子ですが、このアルバムでもその精神を貫いています。ただ、アメリカ・ジャズ的要素は強い曲が多いように感じます。
日本とアメリカの融合、というより、なぜ日本人としての自分がジャズをやるのか、という問いなんでしょうか。
おそらく、アメリカに単身渡って、数多のジャズ・ミュージシャンを目にした時の危機感なのかもしれません。

アルバムのハイライトは、やはり表題曲の "花魁譚" でしょうか。
花街の花魁の煌びやかな表の姿と、裏の哀しみ、孤独や情念を描いていると言われています。
Lew Tabackin によるフルートが圧巻です。
笛や尺八などの和楽器を想起させます。
時折入ってくるビッグ・バンドのアンサンブルが、ドラマチックです。

"Strive For Jive" はモダン・ジャズですね。#1、"3、#4あたりは曲調は大きく違いますが、アメリカン・ジャズと言っていいと思います。

僕がお気に入りなのは、"Interlude" から "Village" の流れです。
柔らかいトランペット(なのかフリューゲルホーンなのか)が牧歌的な雰囲気を出している "Interlude"。
"Interlude" という割には4分もあります。
続く "Village" は、日本の農村や祭りをイメージしているようですが、なかなかかっこいいナンバーです。
中盤以降のトロンボーンやドラムスのソロが素晴らしく、そこからテーマに戻っていくあたりもいいです。


  1. Road Time Shuffle
  2. Tales Of A Courtesan (Oirantan)
  3. Strive For Jive
  4. I Ain't Gonna Ask No More
  5. Interlude
  6. Village


  • Composed & Arranged by 秋吉 敏子
  • Piano : 秋吉 敏子
  • Saxophone, Flute, Piccolo Flute : Lew Tabackin
  • Saxophone, Flute, Clarinet : Bill Perkins, Dick Spencer, Gary Foster, Tom Peterson
  • Trombone : Bill Reichenbach, Britt Woodman, Charlie Loper, Jim Sawyer, Phil Teele
  • Trumpet : Bobby Shew, Mike Price, Richard Cooper, Steven Huffsteter
  • Bass : Don Baldwin
  • Drums : Peter Donald
  • Congas : King Errison
  • Produced by 井阪 紘


  • Recorded at T.T.G., Inc. Sunset-Highland Recording Studio, Los Angeles, California on December 1-3, 1975


2026/09/20

Nothing But Living / 和久井沙良 (2026)

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、3歳でピアノ、9歳で作曲を始めたという才女です。
ただ、楽理科というのは音楽理論や音楽史を学ぶ学科で、実技系じゃないみたいです。

4th アルバムですが、全3作と大きく路線を変え、今作は全曲歌モノです。
もう少し細かく言うと、今年2月に出した6曲入り EP "utas" からが本格的な歌モノです。(彼女を知ったのもこの中の曲 "Stepsss" でした)
それに続くアルバムということで期待大だったのですが、これがまたイイ。
それまでは、ジャズというかフュージョンというか、そんなテイストで、歌詞があるものはゲストに歌ってもらったりしていたので、全く違う感じになっています。

なぜ今まで自分のヴォーカルでやらなかったのか、不思議なくらいのパフォーマンスです。
確かに頼りない感じはあるのですが、それが逆にスイートな感じを出しているように思います。

アッパー・チューンあり、自室で作ったような内向きの曲あり、バンド前提の曲あり、いろんな色合いの曲でありながら全て素晴らしいサウンドです。

アルバムの中で一番好きなのは "言わせばない" ですが、なんと1番の歌詞は2024年に作り、2026年に2番の歌詞を作ったそうで、結構あっためてた曲なんですね。1番と2番の世界観が違うという面白い作りの曲になっています。
"こそばゆい" は "utas" のライブをやる際に、ライブを意識した曲作りをしたそうで、素晴らしいポップ・チューンに仕上がっています。

今度大阪でライブがあるので楽しみです!


  1. FAR
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  2. Destiny (feat.竹内アンナ)
    • 作曲・作詞:和久井沙良、竹内アンナ
    • 編曲:和久井沙良
  3. 膜
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  4. 言わせばない
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  5. 春なんて
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  6. HiFi Vague
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  7. よせてはかえす
    • 作曲・編曲:和久井沙良、Franco Reid
    • 作詞:和久井沙良 
  8. 氷
    • 作曲・編曲:和久井沙良、Franco Reid
    • 作詞:和久井沙良
  9. Chord
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  10. repeat
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  11. こそばゆい
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  12. でてきて
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良
  13. shoes
    • 作曲・作詞・編曲:和久井沙良


  • Vocal, Electric piano, Synthesizer: 和久井沙良
  • Guitar: イシイトモキ
  • Bass: 高橋佳輝
  • Drums: 上原俊亮
  • Mixed by 染野拓 (track 1, 2, 3, 4, 5, 6, 9, 10, 11, 13)、セガワロク (track 7, 8, 12)
  • Mastered by David Hachour (ColorSound Studio Mastering)


2026/09/13

Go-Go Crankin' - Paint the White House Black (1985)

Chris Blackwell のアイランド・レコードはワシントン Go-Go に目をつけ、Maxx Kidd の主催する T.T.E.D. と契約します。1985年のことです。
で、最初に出したのがこのコンピレーション・アルバム。
その当時の代表曲を紹介し、レゲエの時のようなムーブメントを作ろうとしたのでしょう。
80年代初頭は一番ワシントン Go-Go がホットだった時期ですので、その時代性を表したものとも言えます。

確かに、ワシントン Go-Go の代表曲と言える曲ばかりです。
やはり頭抜けているのは、Trouble Funk と Chuck Brown ですが、何度も聞いた彼らの曲よりも、それ以外のバンドに興味がありました。
Slim の代表曲 #1 "Good To Go" を聴けば、ワシントン Go-Go とヒップ・ホップの近さが分かります。
Redds and The Boys の #2 "Movin' And Groovin'" は、Trouble Funk のテクノ・ファンクを取り入れた典型的な Go-Go。
#5 E.U. の "Ooh La La La" と #10" Mass Extension の "Happy Feet" は、女性ヴォーカルも入っています。ワシントン Go-Go といえば Trouble Funk に代表される暑苦しいヴォーカル・スタイルが思い浮かびますが、こういうのもいいですね。

ワシントン Go-Go といえば、Rare Essemce、The Junk Yard Band などの有力バンドがありますが、このアルバムには入っていません。彼らは T.T.E.D. レーベルではないからです。そういう意味では T.T.E.D. のレーベル・ベストですね。

今年の夏は格別に暑かった。クールなサウンド、爽やかなサウンドもいいですが、こういう時にこそ暑苦しいサウンドもオススメです。


  1. Good To Go -Slim–
    • Executive Producer : Maxx Kidd
    • Producer : Mike Hughes
    • Written by A. McCloud, M. Kidd, M. Hughes
  2. Movin' And Groin' -Redds And The Boys–
    • Executive Producer : Maxx Kidd
    • Producer : A Williams, E.T. Thorngren, Maxx Kidd
    • Written by A. Williams, C. Jones, D. Pearson
  3. Let's Get Small -Trouble Funk–
    • Producer : Trouble Funk
    • Remix : E.T. Thorngren
    • Written by J. Avery, R. Reed, T. Fisher
  4. We Need Some Money -Chuck Brown & The Soul Searchers–
    • Producer : Maxx Kidd, Reo Edwards
    • Written by C. Brown, C. Johnson, D. Tillery, J. Buchanan, L. Sleming
  5. Ooh La La La -E.U.–
    • Producer : Maxx Kidd
    • Written by G. Elliot, R. Freeman, T. Jackson
  6. Drop The Bomb -Trouble Funk–
    • Engineer : Paul "Groucho" Smykle
    • Executive Producer : Maxx Kidd, Reo Edwards
    • Mixed by E.T. Thorngren
    • Producer : Trouble Funk
    • Written by C. Davis, E. Nixon, J. Avery, R.M. Reed, T. Reed, T. David, T. Fisher
  7. In The Mix -Slim–
    • Producer : Trouble Funk
    • Produced, Written by R. Reed, T. Fisher
    • Written by J. Avery
  8. Somebody's Ringin' That Door Bell -E.U.–
    • Producer : Maxx Kidd
    • Written by G. Elliot, M. Kidd, R. Freeman
  9. Say What? -Trouble Funk–
    • Executive Producer : Maxx Kidd, Reo Edwards
    • Producer : Trouble Funk
    • Written by J. Avery, R. Reed, T. Fisher
  10. Happy Feet -Mass Extension–
    • Producer : Reo Edwards
    • Written by D. West, G. West, S. West


  • Compilation Producer : Eric Thorngren
  • Compilation Executive Producer : Maxx Kidd


2026/09/06

ROMP / Lausbub (2024)

先日、ドラマを観ていたら、Lausbub の曲がテーマ・ソングになっていて驚きました。
そんなにメジャーな存在やったんやって。

"Lausbub" はドイツ語ですが、それは彼女らが当時ジャーマン・テクノにハマっていたかららしいです。
テクノ自体はもう懐メロになっているんでしょうか。
音楽がコンピューターで作られる時代ですから、その音楽がテクノかどうか、というのは意味をなさなくなっているのかもしれません。
ロー・ファイな電子音の使用とか、電気的なサウンド処理の多さとかで決まるのでしょうか。

岩井莉子と髙橋芽以の2人による Lausbub は、彼女らが札幌の高校生だった時に出した "Telefon" で少し話題になります。2020年から2021年の頃です。
この "Telefon" はテクノ・ポップへの憧憬が十分に感じられる曲でした。
それからいくつかのシングル、EPを経て出したのが、この "ROMP" になります。
テクノ・ポップの「ポップ」の部分は大きく後退し、硬派なテクノが大部分を占めている、という印象です。
趣味性が強いというか。
YMOで言えば、"テクノデリック" 的とでも言えばいいんでしょうか。

ちなみにこのアルバムに収められている "Telefon" は今回再録されたものになります。ロー・ファイ感が減退して、洗練度が高くなっています。
2022年には、1st. EP で細野晴臣の "Sports Man" ("フィルハーモニー" 1982年)をカバーしていますが、これもまたいい出来です。


  1. Michi-tono-Sogu
  2. spin
  3. Telefon -2024 Session-
  4. Sweet Surprise
  5. playground
  6. Dancer in the Snow
  7. 80+1 Hardy Ones
  8. yesey
  9. I SYNC
  10. TINGLING!


  • 岩井莉子:ギター、シンセサイザー、エレクトロニクス
  • 髙橋芽以:ボーカル、ベース