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2026年6月1日月曜日

ランプ幻想 / Lamp (2008)

Lamp はギターの染谷大陽に男女のヴォーカル永井祐介と榊原香保里という、ちょっと変わった編成のバンド?です。
染谷大陽と永井祐介は高校時代のフォークサークルの先輩後輩で、榊原香保里は大学時代の知り合いの紹介だそうです。

「ランプ幻想」は彼らの4枚目のオリジナルアルバムになります。
本人ら曰く、この頃になると音楽で生活していくのを諦めたらしいです。
確かに売れてませんもんね。
このアルバムも売れませんでした。
「こんな暗いアルバム、誰が買うんだろう」と。

僕も Lamp というバンド自体、つい最近名前を初めて聞いたと思います。
ただ最近、海外SNSなんかでバズって、世の中に名前が広まった感があるみたいですね。僕は知りませんけど。

で、何の前情報もなく聴いてみたんですが、一言で言うとフォーク・リバイバルですね。
そこにちょっとボサノバが入っているような。
僕が小さい頃、ニュー・ミュージックというのが流行りましたが、そのちょっと前、フォークが流行ったと思うんです。その時代のフォークはプロテストソングが多かったように思いますが、そうではなくて、ハーモニー、コーラスワークで聴かせるようなタイプのフォーク。
ストリングス、ホーン、フルートなんかも入って、結構凝っているようですが、ゆっくりとした曲調と、ローファイな録音が、あまりそれを感じさせません。
榊原香保里のヴォーカルの醸し出す感じがいいですね。


  1. 儚き春の一幕
  2. 密やかに
  3. 夕暮れ
  4. 雨降る夜の向こう
  5. ゆめうつつ
  6. 白昼夢
  7. 日本少年の夏
  8. 二十歳の恋
  9. 冬の影は哀しみ
  10. エンド・オブ・ア・ホリデヰ
  11. ア・サマア・バケイション


  • Classical Guitar, Electric Guitar, Organ, Triangle, Marimba, Xylophone, Piano : 染谷大陽
  • Lead Vocals, Piano, Shaker, Guitar, Bass, Percussion : 永井祐介
  • Lead Vocals, Flute, Marimba, Xylophone, Piano, Accordion : 榊原香保里
  • Bass : 田中啓介 (#1, 4, 8)
  • Drums : 榊原大祐, 佐々木俊之 (#1, 4, 8)
  • Glockenspiel, Percussion : 尾方伯郎 (#1, 4, 8, 11)
  • Violin : 山本理紗 (#1 to 4, 8 to 10), 織田百合名 (#1 to 4, 8 to 10)
  • Viola : 佐藤祐子 (#1 to 4, 8 to 10)
  • Cello : 相中彩 (#1 to 4, 8 to 10)
  • Clarinet, Saxophone : 武嶋聡 (#1, 3)
  • Saxophone : 荒木真 (#3)
  • Trombone : 根岸昌平 (#1, 3)
  • Trumpet : 井田安彦 (#3)


  • Arranged and Produce by Lamp 


2025年1月25日土曜日

Mistrial / Lou Reed (1986)

これは僕が大学生のときに出たアルバムですが、その当時は全く触れませんでした。
おそらく発売されたのも知らなかったのでは。
前作 "New Sensations" のアルバムジャケットはなんとなく記憶にあります。
当時の僕は、アメリカよりもイギリスに向いていたのと、ロックよりR&Bの方に夢中でした。

で、この "Mistrial" です。
"New Sensations" がえらく気に入って、その続編を期待して聴いてみました。
"New Sensations" は当時のエレクトロニカに迎合したようなところがあり、今作もドラムプログラミングを多用しているところと、ポップさを取り入れているところは似ていますが、基本的に曲がパッとしないんですよね。
迷いなのか、スランプなのか....
シンプルなギターリフと、重心の低いロックは鳴ってるんですが。

Rubén Blades がコーラスで2曲参加しているのがおもしろいところです。N.Y. で知り合いだったんでしょうかね。

次作3年後の ”New York” に期待します。ここまでは RCA で次からは Sire に移ります。


  1. Mistrial
    • Bass : Fernando Saunders
    • Drums : J.T. Lewis
    • Vocals, Guitar : Lou Reed
  2. No Money Down
    • Bass, Drum Programming, Backing Vocals : Fernando Saunders
    • Percussion : J.T. Lewis, Sammy Merendino
    • Rhythm Guitar : Eddie Martinez
    • Tenor Saxophone : Rick Bell
    • Vocals, Lead Guitar, Rhythm Guitar : Lou Reed
  3. Outside
    • Bass, Synthesizer [Bass], Percussion : Fernando Saunders
    • Drum Programming : Sammy Merendino
    • Vocals, Guitar : Lou Reed
  4. Don't Hurt a Woman
    • Bass, Rhythm Guitar, Drum Programming : Fernando Saunders
    • Drum Programming : Sammy Merendino
    • Drums : J. T. Lewis
    • Rhythm Guitar : Eddie Martinez
    • Vocals, Lead Guitar, Rhythm Guitar : Lou Reed
  5. Video Violence
    • Backing Vocals : Jim Carroll
    • Bass, Drum Programming : Fernando Saunders
    • Percussion : Sammy Merendino
    • Vocals, Guitar : Lou Reed
  6. Spit It Out
    • Bass, Drum Programming : Fernando Saunders
    • Vocals, Guitar : Lou Reed
  7. The Original Wrapper
    • Bass, Drum Programming : Fernando Saunders
    • Percussion : Sammy Merendino
    • Rhythm Guitar : Eddie Martinez
    • Vocals, Guitar : Lou Reed
  8. Mama's Got A Lover
    • Bass, Drum Programming, Backing Vocals : Fernando Saunders
    • Vocals, Guitar : Lou Reed
  9. I Remember You
    • Backing Vocals : Rubén Blades
    • Bass, Piano, Drum Programming, Backing Vocals : Fernando Saunders
    • Vocals, Guitar : Lou Reed
  10. Tell It To Your Heart
    • Backing Vocals : Rubén Blades
    • Bass, Rhythm Guitar, Backing Vocals : Fernando Saunders
    • Drum Programming : Sammy Merendino
    • Drums : J. T. Lewis
    • Vocals, Lead Guitar, Rhythm Guitar : Lou Reed


  • All songs written by Lou Reed
  • Produced by Fernando Saunders, Lou Reed


2024年7月15日月曜日

Honestly / Lalah Hathaway (2017)

Best R&B Performance と Best R&B Album 部門でグラミー・ノミニーズとなった、Lalah Hathaway の6枚目のスタジオ・アルバムです。

基本的には、生楽器が中心ですが、中にはゲーム音楽のような要素も取り入れているようです。
そのあたり、共同プロデューサーである Tiffany Gouché のなせる技なんでしょうか。
サウンドにもボーカルにも派手さはないんですが、中低音のボーカルの響きが自然体な感じで、好感が持てます。

Lalah Hathaway は1968年生まれですから、もう50代も後半なんですね。
言わずと知れた天才ミュージシャン Donny Hathaway の娘です。
Donny Hathaway は年には精神病に罹り1979年に亡くなっていますので、父の思い出はあまり輝かしいものではなかったかもしれませんが、それでも Donny Hathaway の娘であることは、十分彼女の重荷になったことでしょう。
しかし、彼女の音楽は確実に父親のやろうとしたことと繋がっているように感じます。


  1. Honestly
  2. Don't Give Up [Featuring Lecrae Moore]
  3. Change Ya Life
  4. What U Need [Featuring Tiffany Gouché]
  5. Call on Me
  6. Won't Let It Go
  7. Storm
  8. Y O Y
  9. I Can't Wait


  • All songs written by Lalah Hathaway and Tiffany Gouché. #2 additional Lecrae Moore.
  • Arranged by Tiffany Gouché.
  • Produced by Lalah Hathaway and Tiffany Gouché. 


2024年1月28日日曜日

Boneyard / Jim McNeely (2007)

 
一般的には Jim McNeely のアルバムということでしょうが、トリオのアルバムで、実際ジャケットの表記は3人の併記です。
ピアニスト Jim McNeely、ベース Kelly Sill、ドラム Joel Spencer のシンプルな構成のトリオで、ピアノトリオらしい引き締まった演奏を聴かせてくれます。

Jim McNeely はビッグバンドの作曲家でもあり、アバンギャルドの演奏も得意としているようですが、ここでの演奏はいたってストレートアヘッド。

自身の作曲した曲(Jim McNeely、Kelly Sill)の他、 Dizzy Gillespie、Dave Brubeck、Wayne Shorterなどの曲も取り上げています。

"Boneyard" というのの意味を考えたんですが、どうもイリノイの川の名前らしい。3人が出会ったイリノイという場所が起点となったアルバムだということでしょう。

先日経済界の集まりに柄にもなく出てみたんですが、静かなスピーチの中、iPhone のスピーカーでこのアルバムをずっと再生してしまってました。まさか自分の iPhone から音が出てたなんて!
でもその場の BGM として非常にオシャレでいい感じだったと思います。そんなサウンドです。


  1. Speak Low
  2. Con Alma [Dizzy Gillespie]
  3. In Your Own Sweet Way [Dave Brubeck]
  4. For Many [Jim McNeely]
  5. Fe Fi Fo Fum [Wayne Shorter]
  6. A Sense Of Fairness [Kelly Sill]
  7. Naomi [Kelly Sill]
  8. Ernie Banks [Jim McNeely]
  9. In The Wee Small Hours Of The Morning [Bob Hilliard, David Mann]


  • Bass : Kelly Sill
  • Drums : Joel Spencer
  • Piano : Jim McNeely

2023年10月13日金曜日

Ali Baba / Louie Ramirez (1968)

サルサ界の Quincy Jones と言われる Louie Ramirez が、Fania に残したリーダー作。
Ali Baba をテーマに色々な曲を聴かせるという趣向のアルバムです。

基本路線は、ブーガルー。
実は僕、ブーガルーがちょっと苦手なんです。
混血はいい。ブラス・ロック、アフロ・キューバン、ファンク・ジャズ、フュージョン....
でも、取り合わせが悪いものもあります。和楽器とロック、それにラテンとソウル=ブーガルーですね。なぜなんでしょうね?ラテンとロックは相性いいのに。

ということで、全9曲のうち、6曲がブーガルーで、ちょっと苦痛でした。
でも残り3曲は素晴らしい。
マンボ、キューバ・ソン、サルサ。
これだけでも聴き応えあります。
ここでの Louie Ramirez はバンド・リーダーであり、ティンバレスを演奏しています。


  1. Ungava
  2. El Titere
  3. I Dig Rhythm
  4. What Can I Do
    • Written by Bobby Marin
  5. Cooking With Ali
  6. Ali Baba
  7. Cachita
    • Written by B. Sancristobal, Hernandez
  8. It´s Not What You Say
    • Written by Bobby Marin
  9. Yambu


  • Bass : Bobby Rodriguez, Victor David Perez
  • Bongos, Bells : John Rodriguez Jr,
  • Chorus : Frank Delgado (#3), Jimmy Sabater, Raphael Sanchez, Willie Torres
  • Congas : Victor Allende
  • Timbales : Louie Ramirez
  • Liner Notes : Max Salazar
  • Piano : Elio Osacar
  • Trombone : Manuel Gonzalez (4)
  • Trumpet : Bobby Valentin, Demereado Alberto, Hector De Leon, Larry Spencer
  • Vocals [English] : Bobby Marin
  • Vocals [Latin] : Rudy Calzado
  • Recording Supervisor : Johnny Pacheco
  • Producer : Jerry Masucci
  • Leader, Arranged by, Written by Louie Ramirez (except #4, 7, 9)


https://fania.com/record/ali-baba/

2023年4月15日土曜日

'Til Shiloh / Buju Banton (1995)

ラスタファリズムに帰依した Buju Banton のサード・スタジオ・アルバム。
93年のヨーロッパ・ツアーでのあまりよくない経験がベースになっている模様。

"Shiloh" は救世主のことのようなので、「救世主が来るまで」という意味か。

「ルーツ・レゲエに回帰した傑作」と言われているようですが、どうも僕は、ダンス・ホール・スタイルが肌に合わないのか、それほどのインパクトは得ませんでした。

アメリカでは売れませんでしたが、ヨーロッパでは受け入れられたようです。


  1. Shiloh [Myrie]
  2. 'Til I'm Laid to Rest [Dixon, Myrie]
  3. Murderer [Dodd, Myrie]
  4. Champion [Myrie, Sibbles]
  5. Untold Stories [Germain, Myrie, Tucker]
  6. Not an Easy Road [Myrie]
  7. Only Man [Kelly, Myrie]
  8. Complaint (with Garnett Silk)
  9. Chuck It So [Myrie, Tucker, Tyrell]
  10. How Could You [Dodd, Myrie]
  11. Wanna Be Loved [Browne, Kelly, Myrie]
  12. It's All Over [Browne, Johnson, Myrie]
  13. Hush, Baby, Hush [Myrie, Williams]
  14. What Ya Gonna Do? (with Wayne Wonder)
  15. Rampage
  16. Sensemilia Persecution
  17. Champion (Remix) [Ice Cube, Life, Myrie, QDIII, Sibbles, Wansel]


  • Buju Banton : Vocals
  • Wayne Wonder : Vocals
  • Sly Dunbar : drums
  • Clevie : drums
  • Dave Fluxy : drums
  • Andre "Dreddy Ranks" Tyrell : drums
  • Handel Tucker : drums, Keyboards
  • Junior "Left Toe" Don : Bass
  • Steely : Bass, Keyboards
  • Leroy Mafia : Keyboards
  • Robert Lyn : Keyboards
  • Lloyd "Gitsy" Willis : Keyboards
  • Dalton Browne : Guitar
  • Glen Browne : Guitar (Acoustic)
  • Junior Chin : Trumpet
  • Dean Fraser : Saxophone


2022年8月13日土曜日

Air Kiss / 尾崎亜美 (1981)

David Foster 全曲編曲という豪華アルバムです。
洋楽のクオリティを目指したのだろうとは思いますが、ポップスというより、当時の歌謡曲の範疇に入ると思います。
David Foster 何しててん、と思いましたね。

歌詞なのかな.....
今の時代を通った僕たちには、ちょっと野暮ったい歌詞に感じます。

こういう歌謡曲的な曲が狙いなら、成功してると思いますが。

いずれにしても時代性を感じるアレンジですよね。

メロディは悪くないだけに、アレンジと歌詞がちょっともったいない。

  1. . Deep
  2. グラスのルージュ
  3. Foggy Night
  4. 銀幕の恋人
  5. 純情
  6. Flash Back
  7. ハートの色は海の色
  8. Just Once Again
  9. Sweet Christmas Song (シングル・カップリング)
  10. Deep (シングル・バージョン)
  11. 海(女)~空(男)へ (シングル・カップリング)

  • DAVID FOSTER : Arrangement, Keyboards, Mini Moog Bass
  • MICHAEL LANDAU : Guitar, Bass
  • MICHAEL BAIRD : Drums


2020年12月24日木曜日

革命 / andymori (2011)

何と言っても、andymori の魅力は、その疾走感でした。
"everything is my guitar" を最初にラジオで聞いた衝撃は忘れられません。
スピードと溢れる言葉。

そのイメージのままセカンドアルバムまで走ってきたけど、このサードアルバムでちょっと立ち止まった感じ。

表題曲 "革命" はストレートなロックンロールで、この曲がこのアルバムを表しています。少し思わせぶりな歌詞。届きたいが届かない現実。

もはや、このアルバムでは疾走感は感じられません。


  1. 革命
  2. 楽園
  3. Weapons of mass destruction
  4. ユートピア
  5. スーパーマンになりたい
  6. ダンス
  7. ボディーランゲージ
  8. Peace
  9. 無までの30分
  10. Sunrise & Sunset
  11. 投げKISSをあげるよ


  • 小山田 壮平: G,V
  • 藤原 寛 : B
  • 岡山 健二 : D

2020年7月25日土曜日

Sweet Swingin' / 佐藤奈々子 (1977)

デビュー前の佐野元春との共作で曲を作ったセカンド・アルバム。
作詞は全曲佐藤奈々子本人ですが、そこここに佐野元春的なフレーズが出てきますので、かなり影響されてたんでしょうね。

ロック・テイストはあまり感じられず、ボサノバ・フレーバーのかかったジャズ・ポップといったところでしょうか。
曲の良さを活かしたアレンジというよりは、佐藤奈々子のウィスパー・ボーカルに合わせた選曲とアレンジのように思います。

  1. グッド・タイム・スウィンギン
  2. フェアウェル・パーティー
  3. ラズベリー・ラヴァー
  4. ハリー・ブギー
  5. スリーピー・コール
  6. ミューズの恋人
  7. 週末のハイウェイ
  8. 海にうかぶピアノ
  9. チープ・ダンス
  10. オリーブの風
  11. イヴの月の上で
  12. ふらりさよなら ≪ボーナス・トラック≫
  13. フラミンゴの夜 ≪ボーナス・トラック≫

作詞:佐藤奈々子
作曲:佐藤奈々子・佐野元春
アレンジ:横内章次

2020年5月3日日曜日

Tokyo Special / 笠井紀美子 (1977)

ハイライトは、1曲目 "バイブレイション" です。
山下達郎作曲のポップス。テクニシャンによる演奏も素晴らしい。
達郎自身も、翌年の "Go Ahead!" で "Love Celebration"  としてセルフカバーしてます。原題はこっちなんでしょうね。ベースビンビンのこのアレンジもいい。英語の歌詞なのでだいぶ印象が違います。一見同じ曲だと気づかないほどです。

全曲この路線かと思ってたら、結構バラエティに富んでいて、ジャズ、ソウル、歌謡曲、ポップスなどが適当に散らばってます。

歌謡曲の名プロデューサーの酒井政利の差配なのか、山下達郎以外も、簡美京平、矢野顕子の曲もあるし、日野皓正もゲストで吹いている贅沢なアルバムです。

特に、ジャズとポップスが混じったアレンジがいいです。
やっぱ、カッティング・ギターがキモなのかなぁ。"夏の初めのイメージ"や"テイク・ミー"、"待ってて"のイントロなんか、かなりカッコいいです。
  1. バイブレイション (Love Celebration) -山下達郎
  2. やりかけの人生 -鈴木勲
  3. 夏の初めのイメージ -簡美京平
  4. ベリー・スペシャル・モーメント -横倉裕
  5. 人はそれぞれ (Just Another Love Song) -横倉裕
  6. TOKYO SPECIAL (Manhattan Special) -森士郎
  7. 木もれ陽 (Sequoia Forest) -森士郎
  8. テイク・ミー -鈴木宏昌
  9. 待ってて -矢野顕子
Song Writing By 安井かずみ
Arranged by 鈴木宏昌
Produced By 酒井政利 & 笠井紀美子
Photo By 篠山紀信
Keyboards 鈴木宏昌、Guitar 松木恒秀、Bass 岡沢章、Drums 市原康、Trumpet 日野皓正

2020年5月1日金曜日

Carnaval / Spyro Gyra (1980)

高校のとき "Freetime" はよく聴きました。
いわゆるフュージョンですね。

2枚目 "Morning Dance" 以降の数枚はかなり売れたと思いますが、正直どれを聴いても同じに聴こえます。逆に言えば、それだけステディにクオリティの高い曲を出せる力があるということかな。

この "Carnaval" もそんな1枚。彼らの特徴は、トロピカルフレーバーなフュージョンでしょうが、そんな曲ばかりじゃないところがいいところです。
1曲目 "Cafe Amore" が一番キャッチーですが、3曲目 "Awakening" なんかは詩的ないい雰囲気の曲ですし、最後の表題曲はその名のとおりサンバ調の底抜けに明るい曲です。

どれも Beckenstein の爽やかなサックスがメインメロディを奏でますが、そこにギターやキーボードが絡まり、ゲストの Michael Brecker のトランペットが入ってくる、いい構成です。

70年代の終わりから80年代の初頭に一世を風靡した彼らがまだバンド活動をやっているのは驚きです。

  1. Cafe Amore – Chet Catallo
  2. Dizzy – T. Schuman/E. Konikoff
  3. Awakening – Jeremy Wall
  4. Cachaça – Jay Beckenstein
  5. Foxtrot – Jay Beckenstein
  6. Sweet And Savvy – Tom Schuman
  7. Bittersweet – Jay Beckenstein
  8. Carnaval – Jeremy Wall

2020年4月12日日曜日

失恋スクラップ / コレサワ (2020)

コレサワの歌は、ラジオから「恋人失格」が流れてきたとき初めて聴きました。なんだ、このヘタクソな歌は、これが狙いなのか、と妙に惹かれました。

で、聴いたみたわけですが、ヘタっぽいのは、この曲だけでした。男目線の曲なので、それなりに低く歌っていて、ちょっと無理があったみたい。
その他は、基本元気。失恋ソングがコンセプトですが、湿っぽくならずに泣いてる感じ。
失恋と元気が中和されてちょうどいいのかも。
逆にハッピーソングだと、目も当てられない感じになるんじゃないかと。

女子の気持ちを赤裸々に歌ってるんだけど、こういうキャピキャピ元気なのって女子にウケるんだろうか?
男性陣には、ちょっとって感じなので、誰をターゲットにしてこれから歌を作っていくんだろう、と少しマーケティング目線で考えちゃいました。

2020年1月26日日曜日

見っけ / スピッツ (2019)

黄金の安定感です。
ここ数作は聴いてなかったんですが、久々に聴いた彼らの音楽はもう職人技と言えますね。

強烈なフックは少ないですが、草野マサムネの書く秀逸なメロディはいつまでもポップで、バックのメンバーのロック志向がアレンジに反映されたサウンドと、メロディと詩の世界の統一感が素晴らしい。
正直言って、全曲いいです。

全12曲45分。ビニールフォーマットのLP時代の名残とも言える形式が最近主流です。やはりこの長さが、アルバムとして聴くのにちょうどいいんでしょうかね。サブスクの潮流の中で、このアルバム、というフォーマットはこれからどうなっていくんでしょう。

2019年9月28日土曜日

Fragile / Yes (1972)

正直言って、プログレッシブ・ロックというものは好きではありませんでした。
意識的に聴いてこなかったです。とは言え、同じプログレの範疇で捉えられることの多い Pink Floyd は大好きなんですが。

ちょっと聴いてみよう、と思ったのは、ラジオで "Roundabout" を聴いたからでした。
まあ、プログレらしくないロックというか、けっこうベースのグルーヴが効いたいい曲ですよね。彼らの出世作だそうです。みんなテクニシャンなんだろうな、と感じさせるような音数の多さは気になりますが。

で、アルバムをフルで聴いてみた感想。やっぱ好きになれん。いや、"Roundabout" は好きですよ。

彼らの代表作の1つと言われている "Heart of the Sunrise" はいくつかの曲をつなげたような面白い編成ですが、これも超絶テクのオンパレード。そういうのが、あんまついていけないんでしょうね。

2019年9月1日日曜日

リハビリ中断 / The ピーズ (1997)

1997年の活動休止直前の、その当時のラストアルバムですね。
7枚目のアルバムってことですが、この調子でよく7枚も出せたな、と思います。レコード会社が我慢強かったのか。

メロディはまずまず、歌詞もダメ感満載なところがそこそこいけてるような気もしますが、ボーカルがまったくです。ほぼ全ての語尾が下がる独特の歌い方が、三流感を醸してるんでしょうね。

でもなぜかミュージシャンには人気があるのが不思議です。ボーカル、ベースの大木温之がトータス松本と友達だから?(ちなみに2人は1学年違い。大木は僕と同級のはずです)

2019年2月17日日曜日

Camila / Camila Cabello (2018)

基本的には"ポップ"ですが、"Havana" だけが異彩を放っています。
ラップで参加している Young Thug の影響なのか、曲作りに参加している Pharrell Williams の力なのか。
ヘヴィーなリズムに、ラテンのフレーバー。この路線の曲がもっと欲しかったな。

2018年11月10日土曜日

Crossbreed Park / Newest Model (1990)

この次のアルバム "ユニバーサル・インベーダー" はよく聴いたなあ。"知識を得て、心を開き、自転車に乗れ" は啓蒙的でした。

それを想像して聴いてみましたが、似ているようで似ていない。同じようで同じじゃない。消化してない感じ。ごった煮に具材をぶち込んだけど、メルトしていない感じ。

この前聴いた ボ・ガンボス に近いなあと思ったら、やっぱり影響されてたみたいです。
沖縄、ロック、パンク、ソウル、アイリッシュ、ファンク...ホーン・セクションなんかも使っていろいろ頑張ってるこのアルバムのテーマは混雑。そう、雑種天国です。

パンクから出発して、数年でよくここまで吸収したものです。

2018年10月14日日曜日

Crucial Reggae: Driven by Sly & Robbie (1982)

Sly Dumber と Robbie Shakespeare の2人がやっていて、かつバックをつとめている Taxi レコードのコンピレーション。ポップ・サイドの曲が集められているらしい。

サウンドは極めてオーソドックス。アバンギャルドなところはありませんが、そのベースとドラムのさりげない主張が素晴らしい! まさしく "Driven by Sly & Robbie" 。
The Mighty Diamonds, Dennis Brown, Yellowman などの有名どころの曲もありますし、Jimmy Riley の "Sexual Healing" (もちろん Marvin Gaye のカバー) がいい感じ。

ベースとドラムのレゲエサウンドが心地いい1枚です。

2018年9月29日土曜日

BO & GUMBO / BO GUMBOS (1989)

熱狂的なファンを持つ、 Bo Gumbos のファーストアルバム。
初めて聞きましたが、曲の感じは RC ですが、アレンジ、テクニック的にはこちがらずいぶん上に感じられます。ロックがベースで、"GUMBOS" というだけあって、ごった煮感満載です。
男子が好きそうなバンドやね。

2018年6月10日日曜日

Manhattan Latin / Dave Pike (1964)

ビブラフォン奏者 Dave Pike によるNYラテン。
ジャズメンが多く参加していますが、イージーリスニングのラテンミュージックです。