2026年4月17日金曜日

日々散漫 / にしな (2026)

もうアルバムは出さないのかと思っていました。
前作 "1999" が2022年7月で、その後、最初に出したのが同じ年の11月のシングル "ホットミルク"。
そこから、3ヶ月おきにシングルを出すこと13曲、実に3年間単発で出し続けてきましたから。
確かに、フィジカルメディアが衰退する中、アルバムって何の意味があるの?と思うこともありますので、そいう路線かと思ってました。

しかも、この13曲が、ほんとバラエティに富んでいて、"ホットミルク" や次の "春一番" なんかは "1999" の路線を引き継いだフォーキーな感じだったんですが、その後はダンスチューンあり、昭和ポップスあり、はたまた "パンダガール" のようにアニメ調(あるいはみんなのうた調)の曲まであり。
よくこれを1枚のアルバムだといってまとめましたね。

結局既発の13曲に加え、8曲の新曲を加え("intro" 含む)、なんと逆に今時珍しい21曲入りのアルバムになってしまいました。
CDも発売されていて、当然2枚組ですよね。
1枚目が "日々"、2枚目が "散漫" ですが、日々出してきた曲の曲調ががまとまりがないので、アルバム全体として "日々散漫" というタイトルはピッタリだなと思いました。

さっきも書いたように、このアルバム期間の最初の方は、ギターで曲作ってんだろうなって感じですが、あとはギターの面影がなくなっていき、作曲のスタイルも変わってきたのかもしれません。
そういう意味では、色んな曲調に挑戦して、猛烈に成長しているようにも思えます。

ある時、YouTubeでライブ映像を見たことがあります。かなり広いステージだったので「いやぁ名が売れてきたんやなぁ」と嬉しくなったことがありますが、今やチケット取れない人になってきてますね。


  1. intro
  2. weekly [Arr. knoak]
  3. シュガースポット [Prod. & Arr. knoak]
  4. bugs [作曲:にしな & ESME MORI, Prod. & Arr. ESME MORI]
  5. 婀娜婀娜 [作曲:にしな & Yaffle, Prod. & Arr. Yaffle]
  6. in your eyes [Prod. & Arr. 関口シンゴ]
  7. ドレスコード [Prod. & Arr. 横山裕章]
  8. 輪廻 [Prod. & Arr. Tomi Yo]
  9. 春一番 [Prod. & Arr. 永澤和真]
  10. 音になっていくよ [Prod. & Arr. 永澤和真]
  11. わをん [Prod. & Arr. GeG]
  12. 今日も今日とて remix [Remix PARKGOLF]
  13. クランベリージャムをかけて [作曲:にしな & 100kaiOuto, Prod. & Arr. 100kaiOuto]
  14. plum [Prod. & Arr. Yaffle]
  15. パンダガール [Prod. & Arr. 100kaiOuto]
  16. ホットミルク [Prod. & Arr. 横山裕章]
  17. It’s a piece of cake [Prod. & Arr. Tomi Yo]
  18. ねこぜ [Prod. & Arr. 横山裕章]
  19. つくし [Prod. & Arr. 横山裕章]
  20. グローリー [Prod. & Arr. Tomi Yo]
  21. Twinkle Little Star


  • 作詞作曲:にしな


2026年4月4日土曜日

ジンジャー・キャット・アプリシエーション / 猫戦 (2026)

猫戦の4年ぶりのアルバム。前作(ファースト)と同様、猫の日2月22日に出ました。
「茶トラ猫感謝デー」とでも言うんでしょうか。ジャケットも含めて猫愛が過ぎます。
メインの原田美桜の顔も、こうして見ると猫顔にしか見えなくなってしまいます。

猫戦は、立命館のロックコミューンで結成されたバンドですが、2人だけのメンバーの原田と澤井は高校の同級生でくるりを輩出したロックコミューンに憧れて大学に入ったとのこと。出身は知りませんが、京都にゆかりのあるバンドだったんですね。
ファーストは大学在学中で、その後東京に拠点を移しています。当時は4人でしたが、今は2人。ベースとヴォーカルに、ミュージシャンを加えてバンド活動をしている様です。

ライブ映像を見ると、ヴォーカル、ベースの他に、ギター、ドラムス、キーボード、パーカッション、ホーン(3管)、コーラスを加えた大編成のものもやってるみたいですね。
サウンド的には、ジャズ、ボサノバ、R&Bの要素が入ったポップスでしょうか。
多くの楽器が必要とされるのも分かります。
スタジオでは木琴も使ってますね。
独特のウィスパーヴォイスだけに、バックのサウンドバランスが求められますが、いい塩梅になっています。

アルバムは、既発シングル6曲+4曲+イントロ1曲(猫の鳴き声入り)の11曲。シングル曲はいいのですが、アルバム新曲もなかなかです。ギターが特にいい。R&B系のギターテクニックが、若いのに素晴らしいなと思います。
曲はヴォーカルの原田美桜が作るけど、アレンジはほとんどやらず(できず)、バンドメンバーに任されているそうです。
そう言う意味では、いいメンバーを集めてるんでしょうね。

アルバムで一番ノリがいいのは、#4 "Cat is love" でしょうか。大胆にホーンをフィーチャーしています。
コール&レスポンスを初めて意識して作った曲だそうで、確かに終わりの方にそれらしいパートがあります。

「我々は猫の手を借りたい」「フワッフワの鼓動」といった何だか訳の分からん歌詞も魅力です。メロン食べて喉がかゆい、とか。


  1. Intro (feat.ginger cat)
  2. キューティー・ハニー・メロマンティック
  3. ざくろ
  4. CAT IS LOVE
  5. もちもち
  6. 双子座 (gemini)
  7. 言い過ぎ
  8. nightmare**
  9. 3月号
  10. 物語
  11. ハート


  • 作詞作曲:原田美桜
  • ヴォーカル:原田美桜
  • ベース:澤井悠人
  • ギター:今村晃大
  • キーボード:植木晴彦、堀聖史
  • ドラムス:粕谷哲司(brkfstblend)