2026年8月3日月曜日

Maria Schneider Orchestra Concert at 森之宮ピロティホール, 2026.8.2 sun

最新アルバム "Data Lords" からがほとんどかと思いきや、ファースト・アルバムから今までのアルバムからピックアップされたセット・リストでした。
古いとか新しいとかなく、どれも Maria Schneider ワールドを形作っていました。

特に "The Thompson Fields" からの2曲は印象的でした。
故郷ミネソタの、豆とコーン畑にあるサイロや池の風景を音楽にしたように言ってました(そう聞こえました)が、その風景が目の前に広がるようでした。
風景や思いを音楽で表現できるって、ほんと素晴らしいな、と思いました。

最新曲 "American Crow" では、エコー・チェンバーを憂い、そうではなかった時代を懐かしんでいるようで、トランペットのソロが気高く、最高でした。

サックス・セクション5人、トロンボーン・セクション4人、トランペット・セクション4人、それにリズム・セクションで、ドラムス、ベース、ギター、アコーディオン、ピアノ各1人ずつの18人編成+指揮。
そのアンサンブルや、素晴らしい。
ホーン・セクションはキレがよく、グッと気持ちを高揚させてくれるし、柔らかい音色の時は包み込まれるような感触にもなるし、自由自在にバンドを楽譜で操っているのが感じられました。

サックス・セクションはフルートも吹いてましたし、バリトン系では見たことのない楽器も吹いてました。バスクラもあったかな。
特徴的なのはアコーディオンでしょうか。アメリカ的な感じがしますね。意外と重要な役割を担っていました。
ベース・トロンボーンもフリューゲル・ホーンも吹いてたなあ。

18人もいて、経済的に成り立つのか心配してしまいますが、やはりジャズの発祥の国アメリカでは、コンサートをかなりの頻度でやれる環境があるようで、大衆音楽文化の深みが違うんでしょうね。

きっちり曲を構成しながらも、ソロではインプロビゼーションを重視するところがジャズなのかな。楽器構成もジャズやし。でもライブというよりはコンサートやね。

幸せな2時間でした。


  • Steve Wilson : alto saxophone
  • Dave Pietro : alto saxophone
  • Rich Perry : tenor saxophone
  • Donny McCaslin : tenor saxophone
  • Scott Robinson : baritone saxophone

  • Greg Gisbert : trumpet
  • Michael Dudley Jr. : trumpet
  • Nadje Noordhuis : trumpet
  • Mike Rodriguez : trumpet

  • Keith O'Quinn : trombone
  • Ryan Keberle : trombone
  • Evan Amoroso : trombone
  • George Flynn : trombone

  • Julien Labro : accordion
  • Jeff Miles : electric guitar
  • Gary Versace : piano
  • ay Anderson : bass
  • Jonathan Blake : drums

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