2026年8月2日日曜日

Gazer / 吉田美奈子 (1990)

1980年代の音がします。
ドラムのエコーやシンセのサウンド、ギターのリフ。
1985年の "The Power Station" や1983年の Frankie Goes to Hollywood の "Relax"、1983年の Yes の "Owner of a Lonely Heart" を下敷きにしているような。
要は Trevor Horn 的サウンドなのかな。
高橋幸宏の "WILD & MOODY" は1984年か。

80年代初頭に R&B やファンクに傾倒していった吉田美奈子は、80年代の最終盤になってエレクトロニクス、シンセの扉を開きます。
前作1989年の "DARK CRYSTAL" がそれですが、今作はそれの継続盤のようです。
サウンドはヘヴィー、ヴォーカルも軽いタッチは多くなく中低音で攻める形です。
本格的な打ち込みサウンドへの挑戦で、キーボード、ベース、サックス以外は打ち込みでしょう。
なので、このアルバムの特徴的なサウンドのドラムも打ち込みですね。

ベースに Herbie Hancock の "Future Shock" に参加した Bill Laswell、キーボードに P-Funk の Bernie Worrell を招き、鉄壁の布陣で臨んだニュー・ヨーク録音です。

この頃俺、何をしてたんやろ。吉田美奈子は全くノー・マークやったなぁ。
こんなに頑張ってるのに。


  1. Warning
  2. Gazer
  3. 友達 ♥
  4. Starlet
  5. 愛してる? ♥
  6. Silencer ♥
  7. 時間をみつめて
  8. 午後の恋人 ♥
  9. Corona


  • 作詞・作曲:吉田美奈子


  • Bill Laswell:Bass
  • Bernie Worrell:Keyboards
  • 清水靖晃:Saxophone
  • 椎名和夫:Computer programming, Synthesizer Manipulate
  • Peter Hunstein:Synthesizer Manipulate


  • Arranged and Produced by 吉田美奈子
  • Recorded at Unique Recording, NYC, Sorcerer Sound, NYC & Greenpoint, NYC


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