高校のとき "Freetime" はよく聴きました。
いわゆるフュージョンですね。
2枚目 "Morning Dance" 以降の数枚はかなり売れたと思いますが、正直どれを聴いても同じに聴こえます。逆に言えば、それだけステディにクオリティの高い曲を出せる力があるということかな。
この "Carnaval" もそんな1枚。彼らの特徴は、トロピカルフレーバーなフュージョンでしょうが、そんな曲ばかりじゃないところがいいところです。
1曲目 "Cafe Amore" が一番キャッチーですが、3曲目 "Awakening" なんかは詩的ないい雰囲気の曲ですし、最後の表題曲はその名のとおりサンバ調の底抜けに明るい曲です。
どれも Beckenstein の爽やかなサックスがメインメロディを奏でますが、そこにギターやキーボードが絡まり、ゲストの Michael Brecker のトランペットが入ってくる、いい構成です。
70年代の終わりから80年代の初頭に一世を風靡した彼らがまだバンド活動をやっているのは驚きです。
- Cafe Amore – Chet Catallo
- Dizzy – T. Schuman/E. Konikoff
- Awakening – Jeremy Wall
- Cachaça – Jay Beckenstein
- Foxtrot – Jay Beckenstein
- Sweet And Savvy – Tom Schuman
- Bittersweet – Jay Beckenstein
- Carnaval – Jeremy Wall
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