2020年5月16日土曜日

Barbecue / Bread & Butter (1974)

茅ヶ崎出身の湘南サウンド。西海岸の香りがします。僕とは違う世界ですが、歌の内容は若者の日常で、意外と親近感があります。

正直、Bread & Butter は聴いたことがなかったのですが、山下達郎の “ピンク・シャドウ” のカバーが素晴らしかったので、聴いてみようと思ったわけです。
山下達郎はカバーするにあたり、少しテンポを速めてますが(特にサビの部分)、僕はオリジナルもかなりイケてると思います。
ギターとドラムがかっこいいですね。散文的な詞もいい。
ちなみに、山下達郎は1976年のライブよりも1981年のライブではさらに速くしてます。

細野晴臣、鈴木茂、林立夫のおなじみティン・パン・アレイのメンバーと、サディステック・ミカ・バンドの小原礼、斉藤ノブが参加しているバック陣で、さすがのクオリティの高いサウンドです。

“ピンク・シャドウ” が飛び抜けていいですが、
パーカッションとコーラスが心地いい “魔術”、
こちらもパーカションから始まるファンク ”メモリー”、
フォーキーな ”地下鉄”、”夕暮れ(つらい夜)”、”朝の陽”、
コミカルな “子豚と××××”、
などけっこうバラエティに富んでます。

日本的というより、アメリカのサウンドに大きく影響を受けていると感じました。
それにしても、“子豚と××××” の4文字って何なんでしょう?すごく気になります。

  1. 魔術
  2. ピンク・シャドウ
  3. 愛の歌
  4. 飛行室
  5. うつろな安息日
  6. アフター・ザ・バーベキュー“ゲット・トゥゲザー”
  7. 地下鉄
  8. 夕暮れ(つらい夜)
  9. 子豚と××××
  10. メモリー
  11. 朝の陽
  12. ピンク・シャドウ(Single Mix)

岩沢二弓 (vo, key, ag, el-g) 岩沢幸矢 (vo, ag, el-g, harmonica, kazoo)
細野晴臣、小原礼 (b)
鈴木茂 (ag, el-g)
ジョン山崎 (key)
林立夫 (ds)
斉藤ノブ(perc) 他

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