エレクトリック・ギターをブルーズに取り入れた先駆者であり、今も使われるテクニックを開発し、特定のキメソロのフレームを作った、ギター界のパイオニアだそうです。 B.B. King から Eric Clapton やヘビー・メタルや B‘z に至るまで、T-Bone Walker の影響下にないロック系のギタリストはいないみたいです。
オリジナルのブラック&ホワイト時代のものも聴きたくなりました。
Papa Ain't Salty[Grover McDaniel, T-Bone Walker]
Why Not
T-Bone Shuffle[T-Bone Walker]
Play On Little Girl[T-Bone Walker]
T-Bone Blues Special[Aaron Walker]
Mean Old World[Michael H. Goldsen*, T-Bone Walker]
T-Bone Blues[Les Hite]
Call It Stormy Monday[T-Bone Walker]
Blues For Marili[T-Bone Walker]
Shufflin' The Blues[T-Bone Walker]
Evenin'[Harry White, Mitchell Parish]
Two Bones And A Pick[T-Bone Walker]
You Don't Know What You're Doing[Ace Adams, Horace Holmes]
How Long Blues[Leroy Carr]
Blues Rock[T-Bone Walker]
Bass : Billy Hadnott, Joe Comfort
Drums :Earl Palmer, Os.car Bradley
Guitar :Barney Kessel, R.S. Rankin
Guitar, Vocals :T-Bone Walker
Piano :Lloyd Glenn, Ray Johnson
Tenor Saxophone :Plas Johnson
Producer :Nesuhi Ertegun
On "Two Bones And A Pick," R. S. Rankin plays the first guitar solo; Barney Kessel plays the second guitar solo; T-bone Walker plays the third guitar solo. The order of guitar solos is the same on "Blues Rock." The guitar solos on "Evenin'" are played by T-Bone Walker.
で、聴いてみたわけですが、本当に素晴らしい! 80年代らしく、打ち込み中心のサウンドなんですが、意外と古臭さを感じさせません。十分に消化しているというか。 世の中的には、ブラコンの時代が終わり、New Jack Swing とか、Jam & Lewis が流行ろうとしている時代。 そんな流れに見向きもせずに、打ち込みにはトライしているものの、自分たちの音楽を実直にやっている感じです。
Dave Grusin は過去に "West Side Story" だけ聴いたことがあります。1997年の作で、映画 "West Side Story" をジャズ・オーケストレーションで再現したアレンジは見事だったように記憶しています。
その印象しかなかったので、このアルバムを聴いた時は驚きました。 その美しいフュージョン・サウンドに。 というか、こっちが本業だったんですね! ポップでファンキー、綺麗なメロディに、タイトなリズムセクション。 フュージョンのメインストリームといったところでしょうか。 Bob James に近いような気もしますが、Bob James に感じるジャズの気配はほとんどしません。
#1 "Rag-Bag"、#2 "Friends And Strangers" とも完璧です。メインのピアノが際立っているというのではなく、サウンド全体で曲が出来上がっている感じ。 "Friends And Strangers" は Ronnie Laws のカバーということで、"Allways There" が一緒にはいったアルバムを聴いたことがあるはずなんですが、覚えてませんでした。改めて聴いてみると、本家はメロディは一緒なものの、全く違った印象の曲でした。
僕が初めて Quincy Jones の音楽に触れたのは "11-PM" のはずです。 この前亡くなった桂朝丸(ざこば)らの事件簿の最初の入りに使われてたテーマです。 その時はもちろん Quincy Jones は知らなかったですが、後で "Ironside" のテーマ曲だと知りました。
11/3に91歳で亡くなったそうです。
一般的には "Thriller" のプロデューサーとして有名で、僕が初めて彼の名前を認識したのもこの "Thriller" だったと思います。煌びやかなサウンドと、ポップセンス、ギリギリのところでアートに踏みとどまる見極めも含めてすばらしいの一言でした。その前作の "Off the Wall" も大好きです。
1991年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの Miles Davis とのライブ(発売は1991年)も思い出深いです。友達との登山の帰りにCD買いました。Gil Evans と Miles が作った音楽を、Quincy のバンドで演るというもの。金にものを言わせた、成功した者の特権ですかね。ちなみに Miles は2ヶ月後に亡くなっています。
Miles と Gil は Quincy のアイドルだったんでしょうが、3人ともヒップな音楽を目指していたところは共通していると思います。ジャンルとしてのジャズを志向してたんじゃなくて、イカした音楽を志向してたところ。 そういう意味では、Quincy は Miles と Gil の後継者であるとも言えます。音楽性は後年ずいぶん違った方向に進みましたけど、僕にはおんなじことをやっているように思えました。