2016年10月16日日曜日

Something to Believe In / Curtis Mayfield (1980)

前作 "Heartbeat" に続く、'80年代最初の作品。前作ほどシンセサイザーは多用していません。
あいかわらず、すばらしい出来です。

1曲目のベースラインが特徴的でダンサブルな "Love Me, Love Me Now" 、スローナンバーの2曲目を挟んで、 Bunny Sigler のフィリー・ソウル "Tripping Out" につながるあたりは、カッコいいですね。

ジャケットもなかなかです。女性DJが、 "And Here's..." と紹介するのが、このレコード。これからターンテーブルに乗せようとしています。

社会的メッセージをバリバリ出していた’70年代前半から後は、商業的には成功せず、苦しい時期だったと思いますが、'76~'80のアルバムはいい曲ばかりで、マチュア・イヤーズのようにも思います。

2016年10月9日日曜日

Free / Free (1969)

記念すべき1969年作。

何と言ってもジャケットが素晴らしい。
Ron Raffaelli の写真だそうです。
対角線に女性の足を配置して、背景に青空と雲。飛び上がるような手の先には "Free" の文字。しかも、体には星空まで表現しています。
Ron Raffaelli という人は、Jimi Hendrix のツアー写真で有名で、ロックミュージックのジャケットもいくらか手掛けているようですが、ダントツでこのジャケットがいいですね。

肝心の音楽の方も、ブリティッシュ・ブルーズ全開、という感じですが、売れた次作よりいいんじゃないでしょうか。
派手ではなく、ハードすぎず、ブルーズ傾向が強く、好感が持てます。

2016年10月2日日曜日

This Is Sparrow / Mighty Sparrow (1958)

カリプソって、リトルマーメイドの音楽のイメージで、スティールパン=カリプソ、という間違ったイメージを持ってました。

Mighty Sparrow がトリニダードのカーニバルでカリプソ・キングになったのは1956年。その2年後になります。

サウンドがカッコいい。詩もカッコいい。

2016年9月25日日曜日

The Unique Thelonious Monk (1956)

Riverside でのセカンドアルバムとなります。

Orrin Keepnews のプロデュースのもと、ファーストの "Plays Duke Ellington" 同様、オリジナルの曲はなく、すべてスタンダードです。
したがって、曲の良し悪しではなく、演奏に集中、ということになります。
Monk の魅力は、いくつもの傑作曲を作り出したメロディメーカーとしての才能ももちろんですが、独特なピアノの音色にもあり、その演奏力を十分に生かそう、ということでしょう。
ピアノ(Monk)、ベース(Oscar Pettiford)、ドラムス(Art Blakey)という最小限のコンボで、Monk のピアノ演奏の魅力がよく出ています。

リリカルというより打楽器に近いタッチ、シングルトーンでもブロックコードでもときに微妙にずれる音階。
唯一無二、アルバムタイトル通り、ユニークですよね。
素晴らしい!

2016年9月19日月曜日

Maxwell's Urban Hang Suite / Maxwell (1996)

ベースラインが効いています。題名通りアーバンなアルバムです。

ほとんどミッドテンポで、曲の違いがはっきり分からないのも特徴です。
もちろんよく聴くと、それぞれ際立ってますが。

Neo Soul ムーヴメントの代表と言ってもいいでしょう。

Maxwellの中では一番好きです。

2016年9月11日日曜日

Sing to the Moon / Laura Mvula (2013)

ユニークですね。
アップテンポの曲が少ない、とレコード会社からダメ出しを受けたほど、スローでシンプルな曲が多いです。
かといって、暗いわけではなく、カラフルではあります。

全体的にジャズやR&Bより、クラシックの影響が強いように感じます。
それともアカペラか。

それにしても、"m"で始まる名前って、やっぱりアフリカ系に多いんですかね。
ンヴーラ or ムヴーラ、いずれにしても名前呼びにくいですよね。

2016年9月4日日曜日

De Ti Depende (It's Up to You) / Héctor Lavoe (1976)

前作 La Voz に続き、Willie ColónRubén Blades のバックアップを受けた第2弾です。

名作と呼ぶのにふさわしく、いい曲が揃っています。
少しスローな曲が多いでしょうか。

それにしてもこのジャケットの存在感すごいですね。正直、買うのがためらわれます。