Weather Report の初期メンバー Miroslav Vitous。でも正直、あまり印象がありませんでした。
どっちかというと、 Vitous が抜けた後のファンキー路線のエレクトリック・ベース・プレーヤーの方が印象に残っています。もちろん Jaco とかね。
で、なんで聴いてみたかというと DeJohnette なんですね。1969年~70年にかけての Miles のライブ・アルバムを改めて聴いて、 DeJohnette すごいな、と思っていたところ、このアルバムに行き着いたというわけです。
聴いてみて、ぶっ飛びました。
特に1曲目 "Freedom Jazz Dance"。Eddie Harris の独特なテーマの曲です。確か Miles もやっていたと思いますが、そのストレート・アヘッドさとは違って、実に "Bitches Brew" なんですね。
"Bitches Brew" の John McLaughlin 大好き人間の僕にとって、天国のような曲です。
録音も "Bitches Brew" から2か月しか経ってなくて、しかも DeJohnette、Hancock、McLaughlin が参加してるんだから、まんまになるのも仕方ないのかも。
"Freedom Jazz Dance" 以外は Vitous の曲で、ベースがメインの曲になりますが、これが素晴らしい響きを持っています。(私はベースを弾かないのでどれほどか分かりませんが、超絶テクニックらしいです。)
ある意味、Jaco よりもかっこいいかも。しかもウッドで。
そして再び McLaughlin がフィーチャされるのが "I Will Tell Him On You"。これもまたカッコいい。
いあや、これだけの名盤を今まで知らなかったのは、まったく損してました。
- Freedom Jazz Dance
- Mountain In The Clouds
- When Face Gets Pale
- Infinite Search
- I Will Tell Him On You
- Epilogue
- Bass – Miroslav Vitous
- Drums – Jack DeJohnette (1-5), Joe Chambers (6)
- Electric Piano – Herbie Hancock
- Guitar – John McLaughlin
- Tenor Saxophone – Joe Henderson
- Producer – Herbie Mann
- Written By – Eddie Harris (1), Miroslav Vitous (2-6)
Recorded , N.Y. in November 1969.
0 件のコメント:
コメントを投稿