2022年2月20日日曜日

Short Eyes [Original Motion Picture Soundtrack] / Curtis Mayfield (1977)

"Short Eyes" は社会派ブラックプロイテーション映画らしいですが、どんな映画なんでしょうね。Curtis がサントラを手掛けている以上ものはあるんでしょうか?映画の内容は正直興味はないのですが、歌詞が映画の内容をなぞっているようなので、その1点でのみ興味あります。

サウンドトラックアルバムではありますが、ほぼ通常の Curtis のソロ作品と言ってもいいでしょう。全8曲のうち、ラストの "Father Confessor" だけがインスト曲です。

内容的には、非常に充実しています。

冒頭の "Do Do Wap is Strong in Here" は、ダンサブルな R&B。メロディもキャッチ―です。

次はストリングスとピアノが緊張感を高めている "Back Against The Wall"。名曲 "Billy Jack" に通じるものがあります。

"A Heavy Dude" もいいですね。コンガが効いてます。

そしてタイトル曲 "Short Eyes" からの "Freak, Freak, Free, Free, Free" もすばらしい。

Curtis は70年代前半に出したアルバムが売れたので、その時代が評価されがちですが、70年代中盤から80年代も負けず劣らずいいアルバムを作っています。

このアルバムを出した1977年には "Never Say You Can't Survive" も出していて、同じミュージシャンですので、兄弟アルバムのようなものでしょうか。


  1. Do Do Wap is Strong in Here
  2. Back Against the Wall
  3. Need Someone to Love
  4. A Heavy Dude
  5. Short Eyes/Freak, Freak, Free, Free, Free
  6. Break It Down (H.P. Denenberg, Martin Hirch)
  7. Another Fool in Love
  8. Father Confessor


  • Producer, Lead Guitar – Curtis Mayfield
  • Keyboards, Arranged By – Rich Tufo
  • Keyboards – Floyd Morris
  • Rhythm Guitar – Gary Thompson
  • Bass Guitar – Joseph Scott
  • Bongos, Congas – "Master" Henry Gibson*
  • Drums – Donnell Hagan
  • Backing Vocals – Alfonso Surrett, LeRoy Hutson, Ricki Linton*


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