このアルバムは、ブラスを使っていない、という大きな特徴があります。Salsa ではキレのあるブラスが盛り上げるのがパターンですが、あえてブラスを外したことで、何か新鮮な色彩を出しています。
代わりにグルーヴを出しているのが Larry Harlow のピアノです。Louie Ramirez のビブラフォンと合わせてある種爽やかさを担当しているようにも思います。
(ちなみに、Fania All-Stars の "Anacaona" ではブラスが入っています)
Joe Cuba や Eddie Palmieri のバンドで成功し、例に漏れずドラッグでキャリアを中断した後、カムバックで初めてソロ作を出したのがこのアルバムです。全面的に Fania のメンバーがバックアップしています。
- Anacaona
- Pienso En Ti
- Pa' Que Afinquen
- Mi Triste Problema
- Esto Es El Guaguanco
- Si Por Mi Llueve
- Franqueza Cruel
- Mano Caliente
- Medianoche Y Sol
- Poema De Otono
- Piano – Larry Harlow
- Vibraphone– Louie Ramirez
- Tres – Charlie Rodriguez
- Congas, Coro – Johnny Pacheco
- Bongos – Johnny Rodriguez
- Bass – Bobby Valentin
- Coro – Justo Betancourt, Santos Colón
- Timbales – Orestes Vilato
- Maracas, Claves, Coro – Ismael Quintana
- Electric Guitar – Vinnie Bell
- Producer – Jerry Masucci, C. Curet Alonso
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