2019年1月27日日曜日

Meddle / Pink Floyd (1971)

"Atom Heart Mother" に続く5作目であり、出世作となった "The Dark Side of the Moon" の前作となります。
"Atom Heart Mother" ほどの実験度合いはありませんが、より1曲1曲の完成度を上げた感じでしょうか。

彼らをプログレッシブ・ロックという人が多くいますが、クラッシックをロックに取り入れるという意味でのプログレッシブさは、僕は全く感じません。それよりも、現代アートへの接近を強く感じます。そこが僕の惹かれるところです。

ドラマチックな "One of these days" で始まり、"A Pillow of Winds"、"Fearless" とフォークロック調の曲、ラグタイム風の "San Tropez"、犬の鳴き声をフィーチャしたブルース "Seamus" と続き、最後大作 "Echoes" で締めくくられます。今回も全体をしめているのは、David Gilmour のギターサウンドです。

一番 Pnk Floyd らしい曲は最後の "Echoes" で、このアルバムの代表曲とされていますが、僕のお気に入りは、"Fearless" です。普通のロック曲のようでもありますが、SEを入れ、一風変わった風味を出しています。

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