ダメ押しのもう1枚。今年聴いた中で一番素晴らしい出会いだったスガシカオ氏の9枚目アルバムにして、ソニー系メジャーレーベルからの最後のアルバム。
タイトルからして、ファンクオンパレードかと思いきや、メロディアスな曲も取り混ぜ、なかなかバランスの取れたアルバムです。
最新作 "THE LAST" の身を削り出したような歌詞よりは、少しマイルドになってますが、それでも "サヨナラホームラン" や "雨あがりの朝に" はグッときます。
Blues, Fusion, Japanese Pop, Jazz, Latin, Pop, R&B, RAP, Reggae, Rock, Techno, World
最初に D'Angelo を聴いたのは、2000年の "Voodoo" で、これは聴いたことがなかったので、今回が初めてです。
何よりも、ジャケットがグッときますね。当時のサルサの熱さが伝わってくるようです。ジャケットでは、(当然ですが)ヴォーカルの Adalberto Santiago よりも、コンガの Ray Barretto が目立ってます。
"Head Hunters" 、 "Thrust" 、"Man-Child" でファンク3部作と呼ぶ人もいるようです。
Curtis ディスコ時代の幕開けとなる、'78のアルバムです。ジャケットからして物語ってます。
Rolling Stone 誌の選ぶ "オールタイム・グレーテスト・アルバム500" で147位にランクされたように、世の中的には傑作として愛されているアルバムですが、実は僕はそれほど好きではありません。 Stephen Stills や Neil Young はいいのですが、 Graham Nash のフォーク・カントリー傾向が強いのがちょっと、です。
NY、ロス、ドイツなどで録音され、 Marcus Miller や Arif Mardin 、 David Gamson をプロデュースに迎えた、けっこうお金のかかっているアルバムです。
これはもはやジャズではありません。高等なブラック・コンテンポラリーです。
"Pandeiro & Bass Duo" とサブタイトルに書かれてある通り、ブラジリアン・タンバリンを操るパーカッショニストの Rafael Pereira と、ベースの Charlie Wooton のデュオ・アルバムです。
Joe Strummer は2002年12月に、心疾患により急死しましたが、そのとき録音中だった音源を元に翌年に発表されたのが本作です。
アルバムジャケットで Papa Wemba が着ているのは、ユニオンジャックのパーカー。決意のほどがうかがえます。
7年ぶりだそうですが、僕自身はもう10数年聴いてませんでした。