"Head Hunters" 、 "Thrust" 、"Man-Child" でファンク3部作と呼ぶ人もいるようです。
今回の大きな変化は、 Wah Wah Watson の参加でしょう。オープニングの "Hang Up Your Hang Ups" のギターリフでの始まりが強烈な印象を残します。
"Hang Up Your Hang Ups" は、Herbie Hancock のポップな面が出ていてそれなりにカッコいい曲なのですが、曲調がちょっと性急すぎて、僕はもう少しルーズな方が好きです。
ギターで言えば、David T. Walker の参加も面白いところです。スローナンバーの "Bubbles" の聴きどころは、Wayne Shorter のソプラノ・サックスと、David T. Walker のギターではないでしょうか。
全編にわたって Paul Jackson のベースもうなっています。
ハーモニカで Stevie Wonder も参加しています。1976年発売の "Songs In The Key Of Life" に Herbie がゲスト参加したことのお返しかと思います。
全体的にはサウンドは結構凝っている一方で、メロディーが少し地味という印象です。
次作、傑作である "Secrets" では、歌モノも入れ、少しルーズに、そして派手になっていきます。
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