何よりも、ジャケットがグッときますね。当時のサルサの熱さが伝わってくるようです。ジャケットでは、(当然ですが)ヴォーカルの Adalberto Santiago よりも、コンガの Ray Barretto が目立ってます。
でも、熱いのはジャケットだけではなく、曲も熱い。ニュー・ヨーク・サルサの名盤ではないでしょうか。
Fania All-Stars の クラブ・チーターでのライブが'71年。Willie Colón の "Cosa Nuestra" が'69年。このアルバムが'72年。そう思うと、ニュー・ヨーク・サルサの黄金時代の真ん中のアルバムなんでしょうね。この次の年に、これもまた名盤の "Indestructible" を出しています。
Ray Barretto は、'68年にブーガルーの "Acid" を出していますが、ちょっとこれはいただけません。僕がブーガルーがあんまり好きじゃないだけですが。
それに比べて、このアルバムは全然違います。すばらしい。
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