2026/11/01

society | lazy / LAUSBUB (2026)

いよいよメジャー・デビュー、ということで期待が高まりました。
特に先行した "sign" のポップス能力が高かったので、いよいよ開花か、という感じです。

アルバムは予想外の2枚組。
タイアップなどが中心の4曲が Disc1、どっちかというとポップスです。
Disc2は、かなり実験的というか、趣味の世界というか、ファースト・アルバムに近いテイストを持った彼女ららしいと言えば彼女ららしいサイドです。

Disc1の "higher" はモード学園のTVCMソングで、耳馴染みです。モード学園らしい尖った感じで、かなり重層感があります。
"sign" はドラマ『クロエマ』主題歌。「オー・モン・デュー」はドラマの中の場面で出てきます。
先行発売の "golden lighter" は7分を超える長尺で、結構な分量を言葉の羅列によるイントロが占めていますが、サウンドはとても滑らかでソフト、こういう音色好きです。
少し、世の中寄りの曲ということで、こちらが "society" サイド。

Disc2はサンプリングした色々な音のコラージュ感が強いです。ピン球の音だったり、人の声だったり、街の騒音だったり.... John Lennon の "Some Time in New York City" を思い起こさせます。
その中でも、少しメロディが際立っているのが "lazy" かな。この "lazy" サイドの中心となる曲なんだと思います。ポップではあるものの、少しヘヴィーなサウンド。

全体的には、彼女等が好きなYMOで言えば、テクノポップと言われたファーストやセカンドよりも、硬派な "テクノデリック" って感じ。
ちょっと気負い過ぎている感はありますが、世の中に認められたいという意識と、アヴァンギャルドの両立を狙い、新しいポップスの形を志向した、彼女らなりの構成だと思います。


<DISC 1>

  1. higher
    • 作曲:Rico、作詞:Mei、Rico
  2. sign
    • 作曲:Rico、作詞:Mei、Rico
  3. static crosswalk
    • 作曲:Rico、網守将平、作詞:Mei
  4. golden lighter
    • 作曲:Rico、作詞:Mei、Rico

<DISC 2>

  1. imagine
    • 作曲:Rico
  2. scanning shadow
    • 作曲:Rico、作詞:Mei、Rico
  3. bad pingpong
    • 作曲:Rico、作詞:Mei、Rico
  4. game
    • 作曲:Rico、網守将平
  5. star house
    • 作曲:Rico、作詞:Mei
  6. look
    • 作曲:Rico
  7. lazy
    • 作曲:Rico、作詞:Mei、Rico
  8. concert
    • 作曲:Rico、作詞:Rico
  9. over
    • 作曲:Rico、網守将平
  10. white breathe
    • 作曲:Rico、網守将平、作詞:Mei、Rico


  • 共同プロデュース:網守将平
  • エンジニア:葛西敏彦


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