2026/10/24

Chakzilla / Chaka Khan (2026)

御歳73になるそうです。
全くその歳を感じさせない、アグレッシヴなアルバムです。
前作 "Hello Happiness" も攻めてるなぁ、と感じましたが、今作も衰え知らずです。
いっときジャズ系のライブ・アルバムなんかを出したりして、このまま落ち着いて行くのかなぁ、と思っていたんですが、他のミュージシャンの力を借りながら、ダンス・チューンを繰り出しています。
体型もだいぶシェープ・アップして、まだまだ行けそうです。

今回は、音楽プロデューサーの Greg Kurstin とオーストラリアのシンガー・ソング・ライター Sia の力を借りています。
どちらも僕は意識的に聴いたことはなかったと思いますが、Greg Kurstin は売れっ子プロデューサーで、Adele と仕事をしたことがあるらしいので、何となく耳にしたことがあるかもしれません。ちなみに彼は 2000 年代に Sia とも仕事をしているので、今回は彼女からの紹介だったのかもしれません。
いずれにしても、R&B というよりはポップ・フィールドのミュージシャンで、このアルバムの曲も、ダンス・チューン中心ではあるものの、ポップ、ロックといった感触の曲です。
それでも、熱狂的な Chaka Khan のヴォーカルが入るだけで、ファンク・テイストになるのはすげーな、と思います。

最初にシングル "Chakzilla" が出た時は、「なんじゃ、このタイトルは」と思いました。「いやいや、ベテランがこんなタイトルの曲出さないでしょ」と。
"I'm a giant" と歌う歌詞は自分賛歌で、他の曲もそうですが、自信を持って楽しく生きようよ、というメッセージと受け取りました。

Snoop Dogg が参加した "Boogie's in My Soul" が一番かっこいい曲だなと思います。冒頭から "Chaka Khan, if you..." と入るラップは、明らかに "I Feel For You" の Melle Mel のラップのオマージュでしょう。
"Heart of Gold" はディスコ・ビートを取り入れたロック・フィールドの曲ですが、いいノリの曲です。

このまま、この年齢で誰も進んでいない世界に進んでもらいたいです。

それにしてもこの前の Smokey Robinson の新譜もそうですが、声を維持しているのはすごいですね。喉を痛めない発声法がいいんでしょうか。


  1. Chakzilla
  2. Boogie's in My Soul (featuring Snoop Dogg)
  3. Curious Subject
  4. Cool You Down (featuring Sia)
  5. I Know You Can
  6. Bring the Party (featuring Lenny Kravitz)
    • guitar : Lenny Kravitz
  7. Always Love the Challenge
  8. Heart of Gold
  9. Now and Forever
  10. Dreamy Stuff

All tracks are written by Yvette Stevens(Chaka Khan), Sia Furler and Greg Kurstin, except "Boogie's in My Soul" (written with Calvin Broadus Jr.) and "Bring the Party" (written with Chris Braide).

  • Chaka Khan : vocals
  • Greg Kurstin : drums, guitar, keyboards, synthesizer, synth bass (#1–5, 10), piano (#1, 6–8), electric piano (#2, 3, 5), Clavinet (#2, 8), Wurlitzer organ (#4), bass guitar (#6–9)
  • Sia : background vocals (all tracks)
  • Jon Dretto : guitar


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