paris match はやはり、The Style Council の曲からとったとのこと。
確か原題は "The Paris Match" と "The" が付いてましたね。
ミニ・アルバムの "Introducing" では Paul Weller が歌ってましたが、ファースト・アルバム "Café Bleu" では、テンポを落として Tracey Thorn が歌ってます。 Paul Weller たっての頼みは大成功、彼らの代表曲の1曲となっています。
"ROUND 12" は彼らの12枚目のアルバム、ということ。ボクシングの最終ラウンドですが、何らかの決意の表れなんでしょうか。彼らの最終アルバムにならないことを祈ります。
サウンドはAOR、あるいはシティ・ポップ。とても聴きやすいです。
テーマはラブソングかと思いきや、意外とラブソングばかりではありません。
#2 "スターダスト" は David Bowie にインスパイヤされているようで、「スターマン」「モダン・ラブ」「サウンド・アンド・ビジョン」「ダイヤモンド・ドッグス」などが歌詞に散りばめられています。
#6 "Mr. Dekard" は「ブレード・ランナー」の世界です。Philip K. Dick の小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか? Do Androids Dream of Electric Sheep?」をそのまま曲にしています。吉田美奈子が作詞した山下達郎の「夏への扉」が Heinlein の小説をそのまま曲にしていることのオマージュと理解しました。
#9 "Happy?" は環境問題、政治などを扱った社会派の歌。
#1 "さよならシーサイド" は松岡直也の "A Farewell To The Seashore" を思い起来させます。(もっとも、日本語代は「午後の水平線」でしたが)
- さよならシーサイド
- スターダスト
- 悲しい夜の過ごし方
- Bahia Sunrise
- 甘い予感
- Mr. Deckard
- 恋色の街
- Searchin’
- Happy?
- アパルトマンの女
- 砂の城
- Billion
- ミズノマリ、杉山洋介
- 古澤辰勲(作詞、アートディレクション)
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