2025年11月29日土曜日

All About McGuffin / mei ehara (2025)

5年ぶりの 3rd. アルバムらしいです。

前作の曲もちょっとだけ聴いたことありました。
ミニマルな曲調と音数の少ないサウンドが不思議な感じでした。

今回は10曲入りのアルバムですが、テンポはほぼ同じ(ように感じます)。だいたいスローです。
メロディは凝ってなくて単調で、どっちかと言うとループを繰り返すようなところもあります。
アンニュイって感じのような、そうでもないような。
歌詞は難解な言葉は排除しているものの、全体として何を言っているのか分かりづらい。
意外と打ち込みじゃなくて、バンドアンサンブル。

ユニークな音楽ですね。


  1. オープニングテーマ 
  2. After that…
  3. まだ早い果物
  4. 風景が
  5. ピクチャー
  6. 会いたい
  7. 悲しい運転手
  8. ゲームオーバー
  9. 巨大なものが来る
  10. エンディングテーマ


  • 作詞・作曲 : mei ehara


  • 鳥居真道 : G (トリプルファイヤー)
  • 浜公氣 : Dr
  • Coff : B
  • 沼澤成毅 : Key


2025年11月23日日曜日

Escape Room / Teyana Taylor (2025)

2020年の "The Album" 以降、音楽活動からは引退していたようですが、5年ぶりに復活しました。
その間、俳優業を中心にしていたようですが、アメリカのことはよく分かりません。その人脈を駆使してか、このアルバムでは多彩なゲストがナレーションパートに登場しています。

音楽的には、スロウからミドルテンポの曲が中心で、スロウ曲にいい曲が多いように感じました。
代表が Lucky Daye が参加している #7 "Hard Part" で、エフェクトのかかったギターがメロウです。
ミドルテンポの佳曲は、#12 "Pum Pum Jump" と #13 "Open Invite" でしょうか。"Pum Pum Jump" では、Jill Scott と Tyla が参加し、Drake がプロデュースしています。


  1. Taraji P. Henson's Narration
  2. Fire Girl
    • Lyrics by Taylor, Derrick Gray
    • Music by Taylor, Anthony, BrownGray
    • Produced by Daoud, Brown
  3. Sarah Paulson's Narration
  4. Long Time
    • Lyrics by Taylor
    • Music by Taylor, Richard Butler, Andrew Harr, Jermaine Jackson
    • Produced by Rico Love, The Runners, Brown, Mixx
  5. La La's Narration (La La Anthony)
  6. Niecy Nash's Narration
  7. Hard Part (with Lucky Daye)
    • Lyrics by Taylor, Christopher Wood, David Wood
    • Music by Taylor, Brown, Shawn Carter, Beyoncé Knowles-Carter, Gueringer, Foster, Phelps, Elbernita Clark-Terrell, Dion Wilson
    • Produced by Brown, Bssmn, Freaky RobD. Phelps
  8. Back to Life (with Tasha Smith)
    • Lyrics by Taylor, Butler
    • Music by Taylor, Brown, Butler, Jackson, Nembhard, Dwayne Nesmith, Phelps, Kavin Smith, Demetri Thomas
    • Produced by Rico Love, The Runners, Brown, Mixx, Demibby, Smith, D-Town, Phelps
  9. Jodie Turner-Smith's Narration
  10. All of Your Heart (with Taraji P. Henson)
    • Lyrics by Taylor, Gwendolyn Bunn
    • Music by Taylor, Brown, Bunn, Alexander John Chigbué
    • Produced by Brown, IAmNobodi, Bunn
  11. Shut Up
    • Lyrics by Taylor, Alexandria Dopson, Nakkia Mason
    • Music by Taylor, Brown, Antoine Darden, Dave Drake, Raymond Komba
    • Produced by Taylor, Brown, Ray Keys, Drake, Larrance Dopson, Boe$, Sage Skolfield
  12. Pum Pum Jump (with Jill Scott and Tyla)
    • Lyrics by Taylor, Tyla Seethal, Jill Scott
    • Music by Taylor, Brown, Matthew Burdette, Gray, Samuel Jean, Carl McCormick, Miranda Thomas, Kevin Wooten
    • Produced by Taylor, Brown, Drake
  13. Open Invite (with Kaytranada)
    • Lyrics by Taylor
    • Music by Taylor, Melvin Barcliff, Brown, Louis Celestin, Melissa Elliott, Timothy Mosley
    • Produced by Taylor, Kaytranada, Brown
  14. Issa Rae's Narration Part 1
  15. In Your Head
    • Lyrics by Taylor, Xenia Karungu, Kevin Likuyani
    • Music by Taylor, Karungu, Likuyani
    • Produced by Mixx, Paula Sophia, Crater, Kvn Hrtlss
  16. Final Destination
    • Lyrics by Taylor, Jocelyn Donald, Mason
    • Music by Taylor, Brown, Ronald Colson, Kristian Madsen, Chad Opperman
    • Produced by Brown, Flippa123, Dre Butterz, Mixx, Kristian Rose, Makli Beats
  17. Issa Rae's Narration Part 2
  18. Bed of Roses
    • Lyrics by Taylor, Denisia Andrews, Brittany Coney
    • Music by Taylor, Andrews, Coney, Machado Joseph, Smith
    • Produced by Phelps, XYNothing, Smith
  19. Kerry Washington's Narration
  20. In Your Skin
    • Lyrics by Taylor, Gabrielle Rodgers
    • Music by Taylor, Anthony
    • Produced by Daoud
  21. Regina King's Narration
  22. Always (with Rue Rose Shumpert and Junie Shumpert)
    • Lyrics by Taylor, Gilbert, Nate Jones, Junie Shumpert, Rue Rose Shumpert
    • Music by Taylor, Brown, Austin James Grider, Nembhard, Nicole Zuraitis
    • Produced by Taylor, Mixx, Met James, Brown, Zuraitis


  • "Hard Part" contains an interpolation of "Family Feud", written by Shawn Carter, Beyoncé Knowles-Carter, Dion Wilson, and Elbernita "Twinkie" Clark, and performed by Jay-Z and Beyoncé.
  • "Open Invite" contains a sample of "Beep Me 911", written by Melissa Elliott, Timothy Mosley, and Melvin Barcliff, and performed by Missy Elliott, 702 and Magoo.


2025年11月18日火曜日

Black Messiah / D'Angelo and the Vanguard (2014)

最近ミュージシャンの死には驚かないほど、続けて多くの偉大なミュージシャンが亡くなっていますが、D'Angelo の訃報には驚きました。
10月14日に膵臓癌で亡くなったとこと、51歳だったことが報じられていました。
死ぬには若いし、3枚しかアルバムを作っていないし、まだまだこれからですよね。
膵臓癌で死んだ伯母の葬儀で「膵臓は沈黙の臓器と言われます」と伯父が語っていたのを思い出しました。
もしかしたら D'Angelo も闘病生活は短く、発見されてからあっという間に亡くなったのかもしれません。

このアルバムも出てから10年経ってたのを迂闊にも死んでから気づきました。ついこの前出たような気がするのに。
Prince のように多作なら、もしかしたらもう十分かも、と思わせますが、至って寡作。
前2作とも、全然違う手触りのアルバムでしたが、このアルバムも全く違った感じです。
こういうのを1枚1枚作ってたら、そらなかなかできんわな、と思います。

今作は全部アナログ機材を使って録音したとのこと。
こういうこだわりが完成を遅らすんでしょう。
もっと良くなる、とアイデアを入れるたび録音し直して、前のを消して。
Prince といえば、今回のアルバムでは随分 Prince 寄りになったな、と感じました。
ファルセットとコーラスという D'Angelo 代名詞であるスタイル、タイトなサウンドとファンクネスが Prince 的なものと重なるんでしょうか。
評価的には、Sly & The Family Stone の "There's a Riot Goin' On" や Miles Davis の "On the Corner" に比されることが多いようですが、あそこまで削ったドラムマシンファンクやポリリズムでもありません。
ただ、少しズレたアフタービートが、強烈なグルーヴを生み出し、独特なファンクネスになっているのは確かです。

僕が意識して D'Angelo を聴いたのは前作 "Voodoo" からでした。友人に勧められたんだと思います。
1にも2もなく、すぐに好きになりました。
キャッチーなメロディがある訳でもないのに、ずっと聴いていたくなるようなサウンド。
Electric Lady Studios を拠点にしていた Soulquarians の中心にいたのが D'Angelo。
全く無名だったファーストアルバム "Brown Sugar" はいわゆるネオソウルの先駆けになったと思います。
今回のこのサウンドも、その後至る所に与えた影響を感じます。
そういう、常にムーヴメントの中心になるべき才能を持っているのはすごいことです。

人間としては非常に控え目。少しナイーヴなところが、ドラッグやアルコールに弱いところに通じるんでしょうか。
前作以降、人目を避けるようになり、レコード会社からも見放され、突然14年ぶりにでた今作でしたが、素晴らしい出来です。
"Black Messiah" というタイトルが、人種問題を想起させ、人種問題トラブルからアルバム発売を早めた、とのことですから、当然社会問題を全面的に扱っているのかと思いきや、純粋ラブソング数曲あり、意外と硬派一辺倒ではないようです。
少し遊びの入ったサウンドの曲もありますし、エンターテインメントとしても十分成り立つ構成になっているのも才能がなせる技ですね。

本来はキーボードプレーヤーですが、人から遠ざかっている間、ギターの練習に明け暮れていたそうで、このアルバムでもほとんどの曲でギターを弾いているらしいです。
生きていたら、次ももっとアッと言わせるサウンドを作り出していたでしょうから、この才能が消えてなくなってしまったのは本当に残念なことです。


  1. Ain't That Easy
    • Lyrics by D'Angelo, Q-Tip, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo
  2. 1000 Deaths
    • Lyrics by D'Angelo, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo
  3. The Charade
    • Lyrics by D'Angelo, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo, Questlove
  4. Sugah Daddy
    • Lyrics by D'Angelo, Q-Tip, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo, Pino Palladino, James Gadson
  5. Really Love
    • Lyrics by D'Angelo, Gina Figueroa, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo
  6. Back to the Future (Part I)
    • Lyrics by D'Angelo
    • Music by D'Angelo
  7. Till It's Done (Tutu)
    • Lyrics by D'Angelo, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo
  8. Prayer
    • Lyrics by D'Angelo
    • Music by D'Angelo
  9. Betray My Heart
    • Lyrics by D'Angelo
    • Music by D'Angelo
  10. The Door
    • Lyrics by D'Angelo, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo
  11. Back to the Future (Part II)
    • Lyrics by D'Angelo
    • Music by D'Angelo
  12. Another Life
    • Lyrics by D'Angelo, Kendra Foster
    • Music by D'Angelo, Questlove


  • D'Angelo : vocals, guitar, piano, organ, keyboards, synthesizers, bass, electric sitar, drum programming, percussion
  • Spanky Alford : guitar
  • Jesse Johnson : guitar
  • Mark Hammond : guitar
  • Isaiah Sharkey : guitar
  • Pino Palladino : bass, electric sitar
  • Ahmir "Questlove" Thompson : drums, drum programming, percussion
  • Roy Hargrove : trumpet, cornet, flugelhorn
  • James Gadson : drums
  • Chris Dave : drums, drum programming
  • Kendra Foster : background vocals
  • Jermaine Holmes : background vocals
  • Ahrell Lumzy : background vocals
  • Gina Figueroa : spoken word



2025年11月9日日曜日

Don’t Laugh It Off / 羊文学 (2025)

ドラムスのフクダヒロアが休養ということで実質2人体勢となった羊文学の5枚目のアルバム。
基本的には今までの羊文学らしさを踏襲した内容となっています。
そういう意味では前作の続きかな。

塩塚モエカの繊細な高音と力強い低音のアンビバレントさ、ノイジーなギターとベース、アンニュイなメロディラインと若者の戸惑いや揺らぎを捉えた歌詞世界。
リアルです。

シングルで出ていた既発の曲 #12 "Burning"、#11 "未来地図2025"、#5 "声"、#6 "春の嵐" の出来は素晴らしいですが、アルバム用に制作した曲もどれも落せず、アルバム全体として一体感があるのは、彼女らの実力を物語っています。

シューゲイザー的という意味では、きのこ帝国の後継者であり、サウンドとしては僕の好きなジャンルではないんですが、何か惹きつけられるものがあります。
特に #12 "Burning" は名曲で、「どんな痛みさえ輝きに変えながら命を燃やすの」というラインだけでもこのアルバムの価値があると思います。


  1. そのとき
  2. いとおしい日々
  3. Feel
  4. Doll
  5. 春の嵐
  6. 愛について
  7. cure
  8. tears
  9. ランナー
  10. 未来地図2025
  11. Burning
  12. don’t laugh it off anymore


  • 塩塚モエカ:Vo, G
  • 河西ゆりか:B
  • フクダヒロア:D
  • ユナ(ex. CHAI):D


2025年11月1日土曜日

Just Dennis / Dennis Brown (1975)

42年の短い生涯で75枚ものアルバムを作ったと言われている多作の Dennis Brown ですが、このアルバムを聴く限り、適当な曲を集めてアルバムを作っている風には見えません。
エクスパンデット ヴァージョンを聴きましたが、オリジナル アルバムにはない、いろんな曲を集めている割に、駄作がないというか。

彼のキャリアの中でも、比較的初期に位置付けされ、いわゆるルーツ レゲエ時代の傑作と言われているようです。
この時代のジャマイカのレゲエは、結構ラスタファリズム傾向が強く、ハードな感じを受けるのですが、Dennis Brown はその影が薄いのがいいですね。
何曲かは Jah を歌ったものや、アフリカ回帰の曲があったりするのですが、そいうものより、ロック ステディのカバーとかラブ ソングがいいです。なんか安心します。
エッジが立ってない感じというのかな。

60年代の終わり頃から、多作の Dennis Brown はいろんなプロデューサーのために多くの録音をしたそうです。どういうシステムでそうなるのか分かりませんが。
で、今回は Winston 'Niney' Holnes プロデュースで彼のレーベル Observer からです。
Niney は、ハウス バンドのセッション ミュージシャン集団 The Soul Syndicate を使い録音しますが、このアルバムもバックは The Soul Syndicate です。

レゲエには「リディム」という独特のものがあって、他の人の曲のドラムとベースからなるリズム体を使って、自分の曲を載せるみたいな感じで曲を作ったりするそうです。パクりと紙一重のような気がしますが、そういう文化なんですね。


  1. Show Us The Way [Dennis Brown]
  2. Cassandra [Dennis Brown]
  3. Run Too Tuff [Dennis Brown]
  4. Westbound Train [Dennis Brown, Winston Holness]
  5. Africa [Harris Seaton]
  6. Love Jah [Dennis Brown]
  7. No More WIll I Roam [Dennis Brown]
  8. Some Like It Hot [Dennis Brown]
  9. Conqueror [Dennis Brown]
  10. Only A Smile [Howard Barrett, John Holt, Tyrone Evans]
  11. Silver Words [Sixto Rodriguez]
  12. Yagga, Yagga (You'll Suffer) [Dennis Brown]


Produced by Winston 'Niney' Holness


2025年10月26日日曜日

Misslim / 荒井由実 (1974)

荒井由実の、ポップ メロディ センス炸裂のセカンド アルバムです。
“やさしさに包まれたなら” “12月の雨” “魔法の鏡” などの秀逸なポップスが揃っています。
10歳くらい年上の人が言うには、ファーストの”ひこうき雲”を聴いて「天才」だと思ったらしいです。
当時、売れなかったばんばひろふみが、荒井由実の才能に感動して曲を依頼した、というのも聞いたことがあります。(“いちご白書をもう一度”(1975))
このアルバムが出た時点で20歳!
しかも時代としては、歌謡曲、フォーク全盛で、その中でこのサウンド クオリティというのは2回りほど先を行っている感じです。
いわゆる「シティ ポップ」が形作られてきたのはようやく1970年代の終わりくらいですよね。

サウンド面では、バックを務めるキャラメル・ママの功績は大きいんでしょうが、アレンジ的に全面に出る、というよりは歌に合わせたバックを務める、という感じでしょうか。
そんな中でも、アレンジ先行と思えるような曲が2曲あります。#1 “生まれた街で” と#6 “あなただけのもの” で、いずれもLPのAB面の1曲目になります。
“生まれた街で” は特徴的なキーボードとベースのユニゾンから始まり(そのパターンは曲中続きます)、洋楽かと見紛うばかりです。
“あなただけのもの” は、なんでこのメロディと歌詞に、このサウンド?と思うほどファンキーなアレンジが施されています。強烈なベースにワウワウ ギター、キーボードとホーン。キャラメル・ママは Sly をやりたかったんだそうです。

知りませんでしたが、#4 “海を見ていた午後” に出てくる「山手のドルフィン」は実在のレストランで、八王子の荒井由実としては憧れの場所だったんでしょうね。モーグ シンセを使ったバックが素晴らしいですが、松任谷正隆が言うには、当時モーグ(ミニ モーグ?)は単音しか出なかったので、和音にするために多重に被せたとのこと。アナログ時代の苦労が垣間見えます。

当時シュガーベイブの山下達郎に参加を依頼したところ、コーラス アレンジであればOKとのことで、全面的に山下達郎のアレンジが効いてます。この頃コーラスを研究していたんでしょうか。彼の敬愛する Brian Wilson の Beach Boys でのコーラス ワークは素晴らしいですからね。

“やさしさに包まれたなら” は後に “魔女の宅急便” で使われたことによりイメージが定着したきらいがありますが、映画で使われたのはこのアルバム バージョン。したがって今ではこのアルバム バージョンの方が有名です。

そういえば “魔法の鏡” は別れた彼氏の部屋を鏡で見る、という歌詞ですが、江口寿史がパロディにしてました。男の部屋なんか覗き見るものじゃない、と(その通り!)。バンジョーは松任谷正隆。昔ブルー グラスをやっていたとのこと。

ちなみに #9 “私のフランソワーズ” の “フランソワーズ” とはフレンチ ポップの Françoise Hardy。ユーミンの音楽とはイマイチ結びつきませんが、意外な音楽が好きだったんですね。


  1. 生まれた街で
    • Backing Vocals : 吉田美奈子, Sugar Babe
    • Cowbell : 細野晴臣
    • Finger Cymbals, Congas : 斎藤ノブ
    • Flute : 清水万紀夫
    • Timbales : 林 立夫
  2. 瞳を閉じて
    • Acoustic Guitar : 吉川忠英
    • Backing Vocals : Sugar Babe
    • Congas : 林 立夫
  3. やさしさに包まれたなら
    • Acoustic Guitar : 吉川忠英
    • Pedal Steel Guitar : 駒沢 裕城
    • Twelve Strings Guitar : 鈴木茂
  4. 海を見ていた午後
    • Bongos, Tambourine, Bells : 林 立夫
  5. 12月の雨
    • Acoustic Guitar : 吉川忠英
    • Backing Vocals : Sugar Babe
    • Cowbell : 細野晴臣
    • Twelve Strings Guitar : 鈴木茂
  6. あなただけのもの
    • Backing Vocals : 鈴木あきこ, 吉田美奈子, 大貫妙子, 山下達郎
    • Congas, Shaker : 斎藤ノブ
    • Vibraslap : 林 立夫
  7. 魔法の鏡
    • Mandolin : 松任谷正隆
  8. たぶんあなたはむかえに来ない
    • Backing Vocals : 吉田美奈子, Sugar Babe
    • Guiro : 林 立夫
  9. 私のフランソワーズ
  10. 旅立つ秋
    • Acoustic Guitar, Twelve Strings Guitar : 瀬戸龍介


  • Bass : 細野晴臣
  • Drums : 林 立夫
  • Guitar : 鈴木茂
  • Keyboards, Arrange(Rhythm, Horns, Strings) : 松任谷正隆
  • Backing Vocals Arrange : 山下達郎
  • Produce : 村井邦彦, 下河辺 晴三


2025年10月21日火曜日

Never Too Much / Luther Vandross (1981)

ファースト アルバムだそうです。
驚きのクオリティでとてもファーストとは思えません。しかもセルフ プロデュース!
サウンドが都会的。ヴォーカルもおしゃれ。ギターとベースの使い方が素敵。

70年代後半から80年代は、いわゆるブラック コンテンポラリーが流行った時代ですが、そのブラコンの真ん中にいたのが Luther Vandross という印象があります。
80年代ブラコンは、シンセ/キーボード/ドラムマシンを多用した、ちょっと安上がりな音作りが特徴かな、と思っていましたが、このアルバムは、そういったサウンドよりも腕ききのスタジオ ミュージシャンを使った洗練されたサウンドという感じです。

表題曲が特に素晴らしいですが、その他の曲も粒揃いで、ブラコンを前にちょっと食わず嫌いだったことを後悔しています。

これだけのアルバムを出したら、そら他のミュージシャンもほっとけないでしょう。
Aretha Franklin が再興を願って彼をプロデューサーに迎え作ったのが "Jump to It"。これは Aretha の願いを叶えました。2匹目のドジョウを狙った次の "Get It Right" はイマイチだったけど。

いずれも、ベースの Marcus Miller を相棒にしています。
この "Never Too Much" でも1曲を除きベースは Marcus Miller ですし、サウンドも Marcus Miller っぽい感じはするんですが、"Never Too Much" の曲のアレンジは Nat Adderley Jr. (高校時代の同級生)がやってたり、アルバム全体のプロデュースは Luther 本人がやったりしてますから、それほど Marcus Miller はイニシアチブをとっていない感じです。
むしろ、このアルバムで学習し、Luther と一緒にやる中で、サウンド クリエーターとしての腕を磨いていったのかもしれません。

Luther Vandross はバッキング ヴォーカルで頭角を表し、70年代は様々なアーティストのバックで歌っています。
75年には David Bowie の僕の大好きな "Young Americans" でバック ヴォーカルを務めるとともに、アルバムの中の1曲、ファンク ナンバーの "Fascination" を提供しています。勉強不足で知りませんでした。

いずれにしても、このアルバムは文句のつけようがありません。
セカンドも聴こうっと。


  1. Never Too Much
    • Written by Luther Vandross
    • Arranged by Luther Vandross, Nathaniel Adderley, Jr.
    • Guitar : Georg Wadenius
    • Keyboards : Nathaniel Adderley, Jr.
    • Bass : Marcus Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Congas : Bashiri Johnson
    • Percussion : Crusher Bennett
    • Strings, Horns :Paul Riser
  2. Sugar And Spice (I Found Me A Girl)
    • Written by Luther Vandross
    • Arranged by Luther Vandross, Nathaniel Adderley, Jr.
    • Guitar : Georg Wadenius
    • Keyboards : Nathaniel Adderley, Jr.
    • Synthesizer : Ed Walsh
    • Bass : Marcus Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Percussion, Congas : Bashiri Johnson
    • Strings, Horns : Paul Riser
  3. Don't You Know That?
    • Written by Luther Vandross
    • Arranged by Luther Vandross, Nathaniel Adderley, Jr., Paul Riser(Strings)
    • Guitar : Georg Wadenius, Steve Love
    • Keyboards : Nathaniel Adderley, Jr.
    • Bass : Marcus Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Congas : Billy King
  4. I've Been Working
    • Written by Luther Vandross
    • Arranged by Gary King, Luther Vandross, Nathaniel Adderley, Jr.
    • Guitar : Steve Love
    • Keyboards : Nathaniel Adderley, Jr.
    • Synthesizer : Ed Walsh
    • Bass : Marcus Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Congas, Percussion : Crusher Bennett
  5. She's A Super Lady
    • Written by Luther Vandross
    • Arranged by Luther Vandross, Nathaniel Adderley, Jr.
    • Guitar : Steve Love
    • Keyboards : Nathaniel Adderley, Jr.
    • Bass : Marcus Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Congas : Billy King
    • Percussion : Crusher Bennett, Bashiri Johnson
    • Strings, Horns : Paul Riser
  6. You Stopped Loving Me
    • Written by Luther Vandross
    • Arranged by Luther Vandross, Nathaniel Adderley, Jr., Leon Pendarvis(Strings)
    • Guitar : Steve Love
    • Keyboards : Nathaniel Adderley, Jr.
    • Bass : Marcus Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Congas : Billy King
  7. A House Is Not A Home
    • Written by Burt Bacharach And Hal David
    • Arranged by Luther Vandross, Leon Pendarvis(Strings & Horns)
    • Guitar : Georg Wadenius
    • Keyboards : Nathaniel Adderley, Jr.
    • Bass : Anthony Jackson, Marcus Miller
    • Drums : Buddy Williams
    • Percussion : Crusher Bennett


  • Produced by Luther Vandross