Kool & the Gang はもちろん知ってますが、それは James Taylor が入ってからのレコード。
初期のものを聴くのは初めてです。
ジャズ/・ファンクでデビューして、その後ファンクの要素を強めにした方向へ転換したのが、このアルバムになります。
聞くところによると、ディスコを勉強して大々的に取り入れようとした、とのこと。実はディスコに行ったこともないのに。
ただし、ファンク色は強いですが、ディスコ的な感じはあまり受けません。
商業的に成功したのは、3枚のヒットシングルによるところが大きかったでしょう。
"Funky Stuff"、"Jungle Boogie"、"Hollywood Swinging" とも、クラシック•ファンクの名曲ですね。
特に、"Funky Stuff" は、ホイッスルから始まり、ノリノリです。"Whoa, Whoa, Whoa, Whoa, Yeah"、シンプルです。しかも続く "More Funky Stuff" でダメ押し。そのまま "Jungle Boogie" になだれ込みます。"Get down, get down...." こっちも単純。
で、その流れでたたみかけるかと思いきや、1曲喋りのスローな曲を入れるというニクい演出。ソプラノサックス、ミュートトランペット とギターがメロウ。
旧A面最後が "Hollywood Swinging" ですから、A面最高ですね。
とは言っても、僕の一番のお気に入りはラストのタイトル曲 "Wild and Peaceful" です。
9分を超すメロウ・ジャズ・チューン。
"Funky Stuff" をやっている同じバンドとは思えない。フルートに若干のラテンフレーバー、トランペットソロがたまりません。
- Funky Stuff
- More Funky Stuff
- Jungle Boogie
- Heaven at Once
- Hollywood Swinging
- This Is You, This Is Me
- Life Is What You Make It
- Wild and Peaceful
- Robert "Kool" Bell : bass, vocals
- George "Funky" Brown : drums, percussion, vocals
- Ricky West : electric piano, vocals
- Clay Smith : lead guitar
- Dennis "D.T." Thomas : alto saxophone, flute, congas, vocals
- Ronald Bell : tenor and soprano saxophones, vocals
- Robert "Spike" Mickens * trumpet, vocals
- Don Boyce : backing vocals (#3)
- Rory Bell : backing vocals (#4)
- Tomorrow’s Edition (Jerome Gourdine, Aaron Mathis and Wesley Thomas) : backing vocals (#6)
- Produced and Arranged by Kool & The Gang
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