2023年5月13日土曜日

Ójala Que Llueva Café / Juan Luis Guerra y 440 (1989)

Juan Luis Guerra は全く知りませんでした。偶然聞いたんだと思います。
聴いてみてびっくり、ホントいい音楽でした!
曲調が明るく、爽やか、これぞカリビアン。
主に、メレンゲ、バチャタをベースにしているようです。
メレンゲは昔聞いたことがありますが、底抜けに明るい印象でした。その分単調なのは否めませんでしたが。
正直メレンゲもバチャタも、僕にははっきり違いは分かりません。メレンゲは2拍子、バチャタは4拍子らしいです。ダンスの名前でもあるので、ダンスをする人ならもっと分かるのかもしれません。

まず、アルバムのオープニングの "Visa Para un Sueno" の明るさがいいです。
2曲目表題曲の "Ójala Que Llueva Café" は、「コーヒーの雨が降ったらいいのに」と言うタイトル。貧困にあえぐ民に、豊かさの象徴のコーヒーがもたらせられたら、と言う曲。ファースト・シングルとして Juan Luis Guerra を代表する曲として親しまれているようです。
こういったメレンゲ、バチャタの曲だけでなく、次の "Razones" はサルサなところが、彼の幅広さを感じさせます。

Juan Luis Guerra はドミニカの人。地元サントドミンゴの国立音楽学校で音楽論とギターを学び、アメリカ・ボストンのバークリー音楽大学に進学、名誉博士号を授与されている理論派です。
キューバのソン、ルンバはもちろん、アメリカのポップ、ロック、ジャズ、サルサにも通じているんでしょう。そういった幅広さと奥深さを感じます。


  1. Visa Para un Sueno
  2. Ojala que Llueva Cafe
  3. Razones
  4. De Tu Boca
  5. La Gallera
  6. Woman del Callao
  7. Reina Mia
  8. Angel para una Tambora


  • Alberto Martinez Congas
  • Rafael Medrano Congas
  • Robert Jeandor Maracas
  • Isidro de la Cruz Guira
  • Janina Rosado Piano
  • Gonzalo Rubalcaba Piano
  • Guy Frometa Drums
  • Jaime Querol Bass
  • Hector Santana Bass
  • Armando Beltre Trumpet
  • Fermin Crúz Trumpet
  • Kaki Ruiz Trumpet
  • Roberto Olea Trombone
  • Crispin Fernández Saxophone
  • Mariela Mercado Lead Vocals
  • Roger Zayas Lead Vocals
  • Retoños Children's Chorus
  • Manuel Tejada Arranger, Synthesizer
  • Juan Luis Guerra Composer, Guitar, Primary Artist, Vocals


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