前作 "『MONSTERS IN TOWN" から続くファンク路線、と言われている9枚目のスタジオ・アルバムです。
当時ファンクの女王と言われていたそうで(僕はリアル・タイムでは知りませんが)、ホーンを含めた10人程度の編成で、録音、ライブをやっていたそうです。
言われるほどファンクではありません。
どっちかと言うと、ミディアム〜スローナンバーの方が記憶に残るというか。
特徴としては、ホーン・セクションに Brecker Brothers を起用していることでしょうか。
豪華ですよね。Brecker Brothers として David Sanborn も参加してるし。
Brecker Brothers は1982年に一旦活動を休止しているので、ギリギリのタイミングだったんでしょうね。だから、一部の曲は Brecker Brothers じゃない。
全体的には、夜の街を描いています。
街の明かり、フラッシュライト、酔っ払い....
#2 "頬に夜の灯" の出だし「灯ともし頃ならば街も華やいで」には感動しました。こんな言葉遣いできるところが、作詞家吉田美奈子の真骨頂ですよね。
あと、山下達郎がアレンジとバック・コーラスで参加しています。
#3 "LOVE SHOWER" のストリングスとホーンのアレンジと、#6 "斜陽 (REFLECTION)" のバック。
バンドの腕がいいので、聴いていて気持ちいいです。
- LIGHT'N UP [作詞・作曲:吉田美奈子]
- David Sanborn : Alto Sax Solo
- 村岡建 : Piccolo & Flute
- 頬に夜の灯 [作詞・作曲:吉田美奈子]
- David Sanborn : Alto Sax Solo
- LOVE SHOWER [作詞・作曲:吉田美奈子]
- 山下達郎:Strings & Horns arrange
- 風 [作詞・作曲:吉田美奈子]
- Michael Brecker : Intro Solo
- MORNING PRAYER [作詞・作曲:吉田美奈子]
- 吉田保 : Additional Voice
- 斜陽 (REFLECTION) [作詞・作曲:吉田美奈子]
- 山下達郎 : Background Vocals
- Michael Brecker : Tenor Sax Solo
- 時の向こう [作詞・作曲:吉田美奈子]
- ALCOHOLLER [作詞:吉田美奈子・AKI、作曲:吉田美奈子]
- 吉田美奈子 : Lead & Background Vocals, Acoustic Piano(#5), Prophet 5(#6,8), Prophet Bass,(#1) Piccolo & Flute Arrangements(#1)
- 渡嘉敷祐一 : Drums
- 岡沢章 : Bass, Duet Vocal(#4)
- 松木恒秀 : Guitar
- 土方隆行 : Guitar
- 佐藤博 : Acoustic Piano (#2,3,4,5,6,7), Electric Piano (#1,3), Organ(#5)
- 富樫春生 : Electric Piano (#2,4,6,7), Acoustic Piano (#1,3,8), Organ(#7), OBX(#3)
- Randy Brecker : Trumpet & Flugelhorn(#2)
- John Faddis : Turmpet & Flugelhorn
- Alan Rubin : Turmpet & Flugelhorn
- David Taylor : Bass Trombone
- David Sanborn : Alto Sax
- Michael Brecker : Tenor Sax
- Ronnie Cuber : Baritone Sax
- On “LIGHT'N UP” & “LOVE SHOWER”
- 武田和三 : Trumpet
- 兼崎順一 : Trumpet
- 井口秀夫 : Trombone
- 清水靖晃 : Alto & Tenor Saxes
- 渕野繁雄 : Alto & Baritone Saxes
- Recorded at CBS Sony 六本木スタジオ and A&R Studio, New York
- Mixed at A&R Studio, New York
- Recorded and mixed by 吉田保
- Produced by 吉田美奈子
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