僕の1982年は、"A LONG VACATION / 大滝詠一"、FOR YOU / 山下達郎"、"Night Fly / Donald Fagen"、"Technodelic / YMO" といったところで、FMと近所のレコード屋が情報源だった高校生は、Curtis Mayfield は全く知らなかったはずです。
このアルバムにしても、ほとんど日本では売れてなかったし。多分本国でも。
でも、こんな芳醇な音楽があったんですね。
Curtis Mayfield 的なサウンド作りを80年代にも持ち越し、時代的なものからは隔絶して発展させています。
曲調的には、アルバム全体を通して、明るい印象です。
#1、#2がポップでダンサブルだからでしょうか。"1なんかはマリンバが効いています。
あとの曲もミッドテンポからスローテンポで占められており、心地よいリズムです。
唯一?のメッセージソングである#8にしても非常にダウンテンポです。
時折語りが入ったり、ファルセットではないヴォーカルがあったり、リラックスしたムードが感じられます。
売れることと、名作かどうかは関係ないという典型だと思います。
- She Don't Let Nobody (But Me) - Mayfield, Dino Fekaris
- Toot An' Toot An' Toot
- Babydoll
- Love Is the Place - Dino Fekaris
- Just Ease My Mind
- You Mean Everything to Me
- You Get All My Love
- Come Free Your People
- Curtis Mayfield - vocals, guitar
- Fred Tackett, Michael Sembello - guitar
- Dennis Belfield - bass
- David Loeb - keyboards
- Paulinho Da Costa - percussion
- Carlos Vega - drums
- Efrain Toro - marimba, vibraphone
- Sam Small - Theremin
- Julia Tillman Waters, Luther Waters, Maxine Willard Waters, Oren Waters, Dino Fekaris - backing vocals
- Gene Page - string and horn arrangements
Produced by Dino Fekaris
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