2020年10月4日日曜日

Pick Me Up Off the Floor / Norah Jones (2020)

前作 "Day Breaks" はすばらしいアルバムで、好きでした。

ミニアルバム "Begin Again" を挟み、フルアルバムとしては4年ぶりとなるそうです。

イメージ的には、前作よりさらに落ち着いて、スローになって、かつプライベートになったような気がします。

バンドの構成がシンプルだからでしょうか。ピアノとドラムス、ベースに、静かにホーンやストリングス、ハーモニカ、オルガン、スティールギターが絡んでくる。

編成はジャズなのですが、ジャズのくくりに入れるにはあまりにユニークです。

Norah Jones ミュージックというものを完全に確立しています。オリジナルです。

カントリー、オルタナティブロック、ポップスを通過してきたことが大きいのかもしれません。

初め聴いたときは、ジャケットのようにモノクロームで単調な感じを受けたのですが、曲が際立ってくると少しずつカラーが感じられる、そんなアルバムです。アルバムトータルとして統一感があります。

"Hurts To Be Alone", "Heartbroken, Day After", "This Life", "Were You Watching?" あたりがお気に入りです。


  1. How I Weep
  2. Flame Twin
  3. Hurts To Be Alone
  4. Heartbroken, Day After
  5. Say No More
  6. This Life
  7. To Live
  8. I’m Alive
  9. Were You Watching?
  10. Stumble On My Way
  11. Heaven Above

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