たまに、たまらなくエレクトリック・ブルーズを聴きたくなるときがあるんよね。
Robert Johnson のような古いやつじゃなくて、モダンなやつね。
どっちかというとロックに近い。
このアルバムは、そういう渇望を満たしてくれました。
"Born Under a Bad Sign" の成功を受けて制作された 3rd. アルバム。
自作の曲を抑えめに、カバーがほとんどになっている分、ギタープレイを中心に聞くことができます。
Stax レーベルということで、ホーンを絡めたソウルテイストあふれるブルーズになっているのは前作同様。全体にみなぎる力強さは相変わらずです。
どの曲もいいですが、なかでも
- "Wrapped up in Love Again"
- "Killing Floor"
- "You Threw Your Love on Me Too Strong"
- "The Sky Is Crying"
あたりがいいですね。
"The Sky Is Crying" は Elmore James がオリジナルですが、僕が聴いたことがあるのは Stevie Ray Vaughan のカバーです。泣かせますね。
Albert King は、右利き用のギターの弦の張り方のまま、左手でプレイしているらしく、かなり特殊です。そんなことができるのか不思議でたまりませんが、コードを抑えず、単音を弾くのであればできるのかも。
Produced and Arranged by Al Jackson Jr.
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