You Got The Right One Baby
1991年の地元ワシントンDCでのライブ。
元はカセットテープ "You Got The Right One Baby" の音源ですが、日本のレーベルがCD化した模様です。
Go-Go バンドはライブの P.A.システムのサウンドをそのままテープにして売ることが多いようで、これもP.A.システムの音なんでしょうか。そういう風に聴くと、確かに観客の声はそれほど入って来ません。
Go-Goの特徴の一つであるコール&レスポンスは控えめですかね。
相変わらずパーカッションが素晴らしい!
ドラムス、コンガ、カウベルらの打楽器が複雑に絡み合うのが気持ちいいですね。
ライブ映像を観ると、ヴォーカルの Big Tony はベースから手を放して歌っている場面が多いので、ベースやギターがなくても成立するサウンドなんでしょうね。
スタジオでは、この感じをなぜ再現できないのか?
結局、初期のものを除いて、Trouble Funk は大したスタジオ・アルバムを残せませんでした。
Chris Blackwell が売り出そうとして大失敗した "Trouble Over Here, Trouble Over There" は何も彼らのいいところは表現できずに、もうそれっきりです。
彼らのライブは曲の切れ目がなく、延々と曲が連なっていきます。曲をつなげているのか、ジャムセッションのように思い思いに曲を演奏していっているのか。
曲の間を空けないのは、Chuck Brown から学んだと Big Tony こと Tony Fisher は言っています。
ちょっと違いますが、George Clinton は曲というかパターンを延々と繰り返すので有名ですので、彼らからの影響もあるのかもしれません。
特にこのアルバムでは、短いタームで曲がコロコロ変わっていきます。1分くらいはザラ。カセット用に短く編集したようには聞こえませんので、こんなもんなんでしょうか。カセットなので50分あたりが限度で、ホントのライブはもっと長かったのか。
ライブでは、"U Can't Touch This" を使ったり(1990年の MC Hammer のヒット曲)、スーパーマリオを曲にしたりと、結構遊んでます。
- Go Go Oprah
- Get Up To Get Down
- You Got The Right One Baby
- Stop....Trouble Time
- Give It Here
- Let's Jump To The Beat
- You Got It
- Ladies (In The Middle) Where They At
- Take It To The Bridge
- Pump It On Up
- It's Getting Kind Of Funky
- Get Ready For T-bone
- Listen To Your Heartbeat
- Go Go Mario
- Peace Bomb '91
- Ho-Ho-Ho
- See Ya
- Bass, Lead Vocals : Big Tony
- Vocals, Percussion : J. Crews
- Percussion : D. Sterling
- Percussion, Backing Vocals : T. David
- Keyboards, Alto Saxophone : J. Thompson
- Lead Guitar, Backing Vocals : T. Contee
- Arranged by Big Tony
- Written by J. Thompson, The Wizard, Big Tony
- Produced by The Wizard, Big Tony
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