2025年3月15日土曜日

Where the Butterflies Go in the Rain / Raveena (2024)

「インディアン・スロウ・ソウル」というのをどこかで聞いたことがあります。
確かに、彼女の場合、こういう言い方がそれなりに合っていると思います。
インドにルーツを持ち、ヘブンリーやドリーミーとも言われる曲調ですので。

インド北西部のパンジャブ出身のシク教徒の家族に生まれ、両親はシク教への迫害事件でアメリカに逃れてきたようです。
インドはヒンズー教とばかり思っていたのですが、パンジャブ地方ではシク教もそれなりに教徒がいるみたいですね。
シク教の教義は知りませんが、15世紀に生まれた比較的新しい宗教で、イスラム、ヒンズーそれぞれからの改宗者が多かったため、特にイスラム教からの迫害がたびたび起きているようです。

インドの楽器は少し使っているようですが、基本的にはアメリカンな音楽でR&Bにカテゴライズされています。
聴いた感じだと、R&Bをベースとしたポップですね。
流行りのオルタナティブな感じはありません。
ダークというよりブライト。
R&B寄りの曲もあれば、アルバムの後半は、もはやカントリーというような曲もあります。
当然R&Bの方が僕は好きですが。


  1. Pluto
  2. Lucky
  3. Rise
  4. Every Color
  5. Baby Mama
  6. Junebug [feat. JPEGMAFIA]
  7. Lose My Focus
  8. We Should Move Somewhere Beautiful [feat. Arima Ederra]
  9. Kid
  10. 16 Candles [feat. Ganavya]
  11. Smile For Me
  12. Afternoon Tea with the Auroras (Interlude)
  13. Little Bird
  14. Water


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