「日記を燃やして」に続く、2年ぶりのセカンド・ソロ・アルバム。
昨日の晩、網戸の向こうで、そこそこ大きな音で虫がブイブイいわせてたけど、どうなったんやろ?と思ってベランダに出たが、何もいなかった。
そんな、どうでもいい日常の一コマを連ねたようなアルバムだと思います。
初めて聴いたときは、なんだか地味な感じがしたけど、何度も聴くとそれなりにポップです。
一層可愛らしくなったヴォーカルに、ギター、ベース、ドラムスという基本構成のバンド・サウンドは、インディーズでもあります。
歌詞は、けっこう難解で、いくつかのフレーズをババっと集めたような感じ。
支離滅裂感がいっそう強まったような感じもあり、聴いただけでは読み解くのは難しいです。
例えば「私はパイロット」なんかは、「雨」「銀河」「おばあちゃん」が共存します。
インタビューなんかを見ると、本人の中では一貫したテーマの歌詞のようなんですが、連想ゲームなのか、飛んでます。
何回か聴いた後の、僕の一番のお気に入りは「ホテル太平洋」ですかね。
タイトルは、徳島の旅館の名前で、そこから着想を得て、魚を題材にした歌を作ったとのこと。
初めは、魚の歌だとは思いませんでしたけど。
繰り返すサビと、重なるメロディ。
かき鳴らし系のギターと凝ったドラム・パターン、エフェクトスネアが効いています。
- 踊り場
- 人一人
- 私はパイロット
- 離陸 ~ Live at Namba Hatch, Osaka, Oct, 17, 2022 ~
- このよかぶれ
- やさしい指揮者
- 慎重にならないか
- 宝物を探して(街よ街よ Mix)
- ホテル太平洋
- Oh, Cinderella
- 偏愛は純愛
- 曽根巧:Guitar
- 村田シゲ:Bass
- 北野愛子:Drums
https://hashimotoeriko.com/machiyo2/
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