2023年10月2日月曜日

Blossom / kiki vivi lily (2023)

タイトルの "Blossom" ほど満開感はないですが、なんだか落ち着く感じの EP です。

派手な展開は抑えられ、ミディアム〜ロー・テンポの曲を集めた感じでしょうか。
音数も少なくし、静かなグルーヴが心地よい作りとなっています。

#1 "The Day" は GUNZE への提供曲。アコースティック・ギターが心地よいミディアム・チューンですが、ラブソングと肌着の心地よさがなんだかシンクロしてます。

#2 “39 Minutes” は先行シングル。ファースト・アルバム "vivid" が39分で、電車で音楽を聴く間の風景を描いています。歌詞にも「kiki viviのアルバムひと回りでリカバリー」といフレーズが出てくるのが面白いところです。

#3 “Paper Drive” は kiki vivi lily を名乗る前からの曲のよう。サビはとても耳に残りやすいポップで、どこにも行けないけど行きたい、もどかしい思いが歌詞になっています。ペーパー・ドライバーなんですね。歌詞に出てくる「中央フリーウェイ」はもちろんユーミンへのリスペクト。

#4 “Invisible" は珍しく自分への応援歌。私の美しさは自分の心にある。

#5 “星喫茶店” はスターバックスの韓国語表記。別れの少し悲しい歌です。「セイレーン」と「永遠」が韻を踏んでますが、実はスタバの人魚から来ているそう。「JoyfulなMelody」もジョイフルメドレーティーラテから来ているそうで、意外と遊び心のある歌詞です。「んー」が効いてます。


  1. The Day
  2. 39 Minutes
  3. Paper Drive
  4. Invisible
  5. 星喫茶店


  • MELRAW
  • 角田隆太(モノンクル)
  • 荒田洸(WONK)
  • 小川翔(LAGHEADS)
  • 山本連(LAGHEADS)
  • David Bryant
  • 新井和輝(King Gnu)


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