2021年6月6日日曜日

COBALT HOUR / 荒井由実 (1975)

1970年代の中盤に、このサウンドのクオリティはヤバいでしょ。ティン・パン・アレイがバックを固めているとはいえ。

特に素晴らしいのは、#1 "COBALT HOUR" と#10 "アフリカへ行きたい" でしょうか。両曲はセスナの音でつながっていますが、いずれもパーカッションが効果的に使われています。

名曲 #2 "卒業写真" は、ハイファイセットへの提供曲だったんですね。ユーミン版の方が普通になってますが。高校時代の恩師を題材にしているのは後で知りました。鈴木茂のギターがいいです。

#8 "少しだけ片想い" もいいですね。ここでもギターがカッコいい。ジャンプするポップスはユーミンの十八番ですかね。

完成度の高いアルバムだと思います。


  1. COBALT HOUR
  2. 卒業写真
  3. 花紀行
  4. 何もきかないで
  5. ルージュの伝言
  6. 航海日誌
  7. CHINESE SOUP
  8. 少しだけ片想い
  9. 雨のステイション
  10. アフリカへ行きたい

鈴木茂(g)、細野晴臣(b)、林立夫 (d)、松任谷正隆(p,Key)、斉藤ノブ(per)


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