2018年9月29日土曜日

BO & GUMBO / BO GUMBOS (1989)

熱狂的なファンを持つ、 Bo Gumbos のファーストアルバム。
初めて聞きましたが、曲の感じは RC ですが、アレンジ、テクニック的にはこちがらずいぶん上に感じられます。ロックがベースで、"GUMBOS" というだけあって、ごった煮感満載です。
男子が好きそうなバンドやね。

2018年9月24日月曜日

Yankee Hotel Foxtrot / Wilco (2002)

2001年の9.11の大きな影響を反映した1枚。

"Jesus, Etc." を聴いたのは、 Norah Jones のカバーを集めたコンピレーションでした。正確には、 Norah Jones のガールズ・バンド ”Puss N Boots" のカバーですけど。
Norah Jones が、 Wilco の中でも、なぜこの曲をカバーしたのか分かりませんが、このアルバムの中では特異な曲調となっています。カントリーサイドから出てきたバンドなので親近感はあったんでしょうね。

しかし、ここに集められている曲はカントリーの枠からは大きく外れてます。オルタナティブなフォーク・ポップ・ロックといった感じでしょうか。美しいメロディラインはすばらしいものがあります。フロントマン Jeff Tweedy の才能を感じます。

残念なのはほとんどの曲で共作しているキーボードの Jay Bennett がこのアルバムを最後にバンドを離れたことです。この後のアルバムは聴いたことがないので、どういう変化になったのか。

2018年9月19日水曜日

Cool / Bob James & Earl Klugh (1992)

1979年の "One on One" 、1982年の "Two of a Kind" に続く、フュージョン界のスーパースター2人のコンビネーション・アルバムの第3弾になります。

"Two of a Kind" から10年ですが、その間に、メディアはCDになり曲数が増えました。その分少し散漫な感じになったかな。
また、録音技術とシンセサイザーの力がだいぶ上がったように感じますが、僕は "Two of a Kind" の「古さ」の方が気持ちよく感じます。少し70年代っぽいというか。

この中ではやはり、ゆったりとした、音数の少ない曲、例えば #1 "Movin' On" や #3 "So Much in Common" がいいですね。心地いい!

2018年9月8日土曜日

Pleasure / The Ohio Players (1972)

The Ohio Players の Westbound での2枚目となるアルバム。
彼らがブレークする前夜ですが、「さあ、これから」という意欲作です。
"Funky Worm" なんか、最高ですね!

The Ohio Players はファンク・バンドというイメージが強いですが、スィート・ソウルあり、ファンクあり、R&Bあり、そのウィングの広さが魅力だと思っています。
そんな中で、僕が一番好きな分野は、Jazz です。
このアルバムのボーナストラックは7曲入っていますが、その最後の3曲は ジャジー。これがメロウでいいです。

2018年9月2日日曜日

H.M.S. Fable / Shack (1999)

The Pale Fountains の Michael Head 率いる Shack の3rd. アルバム。
改めて聴いて思ったのは、Michael Head は希代のメロディメイカーだということです。
こんな美しいメロディラインを連発して書ける人は他にいるのでしょうか。

実は、Shack は同時代で聴いていません。僕の記憶では、ほとんど売れてないと思います。The Pale Fountains 解散後、メンバーがどうなったのかも知りませんでした。

商業的な不成功と Michael Head の薬物中毒によって90年代は非常に不活発でしたが、突然活動を再開したのがこのアルバムでした。しかしその背景を感じさせないような、完成度の高さ!

The Pale Fountains とともに、Shack はもっと評価されるべきだと思います。