2018年4月21日土曜日

Heaven Up Here / Echo & the Bunnymen (1981)

大学生のとき 3rd "Porcupine" (1983)はよく聴きました。"The Cutter", "The Back of Love", "Ripeness " ...良かったです。
当時はポスト・パンク、ファンカラティーナ、シンセとドラムマシーン、そんな時代でした。

ダーク&フックレス、と言われた彼らですが、この2ndはまさしくそんな感じです。
メインストリームからは程遠い、独自の世界を展開していました。Doors に近いようなくぐもったサウンドと時折見せる鋭いギターカッティング、そして何と言っても Ian McCulloch の独特のヴォーカル。唯一無二のバンドでしたね。

しかし、メロディーラインにフックがないにもほどがあるだろう、という感想がないこともありません。3rdではそんな彼らでもけっこう精いっぱいフックがありますので、その間の2年間で彼らのソングライティングの力がついたんでしょうね。ここで沈まずにライズアップしてきたのはすばらしいと思います。

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