Johnny Pacheco が副社長をつとめていた Fania レコードは、新レーベル Vaya を立ち上げて、実力ラテン歌手 Celia Cruz の獲得に成功します。
Celia Cruz は Fania に加わることにより、新たにサルサ・ムーブメントの中心に躍り出ることができました。
タイトルは、デュエットかのようですが、ベテランと新興がガッツリ手を組んで、これからのラテン音楽界を盛り上げて行きまっせ、という決意の表れですし、そういう意味のジャケット での硬い握手なんですね。
音楽的には、Johnny Pacheco 楽団の奏でる、軽快かつエネルギッシュなサルサ・サウンドと、Celia Cruz のベテランの味が見事に融合しています。
'
70年代前半の、Fania が最も輝いていた時代を反映した傑作です。
0 件のコメント:
コメントを投稿