ブラックスプロイテイション映画 "Hell Up in Harlem" のサントラ用に作成され、結局サントラには使われなかったという、ちょっと不幸なアルバムですが、分からないもので、これが JB 唯一のゴールド・ディスクになっています。
表題曲 The Payback がいいのはもちろんですが(ルーズさがたまらない)、その他の曲もどれもタイト、ファンクネスに溢れています。
うねるベースに、ギターカッティング、ホーンセクション、素晴らしい。
延々と続くループは、George Clinton の原型でしょうね。
LP では2枚組、でも8曲しか入ってなくて、いかに1曲1曲が長いかが分かります。
一番短い曲で6分弱、一番長い曲は13分近くあります。でも、これもファンク。グルーブはずっと続いて欲しい。
曲を短くしたらもっといいアルバムなのに、という批評もありますが、僕はそうは思いません。
ただ、スローな曲も長いのはちょっとやりすぎのような気もします。
- The Payback
- Doing The Best I Can
- Take Some, Leave Some
- Shoot Your Shot
- Forever Suffering
- Time Is Running Out Fast
- Stone To The Bone
- Mind Power
- James Brown - lead vocals, electric piano
- St. Clair Pinckney - tenor saxophone, flute
- Maceo Parker - alto saxophone, flute
- Darryl "Hasaan" Jamison - trumpet
- Jerone "Jasaan" Sanford - trumpet
- Isiah "Ike" Oakley - trumpet
- Fred Wesley - trombone
- Hearlon "Cheese" Martin - guitar
- Jimmy Nolen - guitar
- Fred Thomas - bass
- John Starks - drums
- John Morgan - percussion
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