2021年10月4日月曜日

The Payback / James Brown (1973)

ブラックスプロイテイション映画 "Hell Up in Harlem" のサントラ用に作成され、結局サントラには使われなかったという、ちょっと不幸なアルバムですが、分からないもので、これが JB 唯一のゴールド・ディスクになっています。

表題曲 The Payback がいいのはもちろんですが(ルーズさがたまらない)、その他の曲もどれもタイト、ファンクネスに溢れています。
うねるベースに、ギターカッティング、ホーンセクション、素晴らしい。
延々と続くループは、George Clinton の原型でしょうね。
LP では2枚組、でも8曲しか入ってなくて、いかに1曲1曲が長いかが分かります。
一番短い曲で6分弱、一番長い曲は13分近くあります。でも、これもファンク。グルーブはずっと続いて欲しい。
曲を短くしたらもっといいアルバムなのに、という批評もありますが、僕はそうは思いません。
ただ、スローな曲も長いのはちょっとやりすぎのような気もします。


  1. The Payback
  2. Doing The Best I Can
  3. Take Some, Leave Some
  4. Shoot Your Shot
  5. Forever Suffering
  6. Time Is Running Out Fast
  7. Stone To The Bone
  8. Mind Power


  • James Brown - lead vocals, electric piano
  • St. Clair Pinckney - tenor saxophone, flute
  • Maceo Parker - alto saxophone, flute
  • Darryl "Hasaan" Jamison - trumpet
  • Jerone "Jasaan" Sanford - trumpet
  • Isiah "Ike" Oakley - trumpet
  • Fred Wesley - trombone
  • Hearlon "Cheese" Martin - guitar
  • Jimmy Nolen - guitar
  • Fred Thomas - bass
  • John Starks - drums
  • John Morgan - percussion


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