ルノワールの名画「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」のパロディで、なぜだかぽっかり空いたところにロッドがいるという、笑えるジャケットです。何となく楽しそうな雰囲気が良かったんでしょうかね。
アルバム的には、”Atlantic Crossing” に続く Warner 2作目で、前作と同じく Tom Dowd プロデュース、かつアメリカのミュージシャンを起用というフォーマットは同じです。
何と言っても、旧A面スロー・サイドの、1曲目〜4曲目が素晴らしい。
“Tonight's the Night (Gonna Be Alright)", "The First Cut Is The Deepest", "Fool For You", "The Killing of Georgie, Pts. 1 & 2"
Cat Stevens の "The First Cut Is The Deepest" はいろんな人がカバーしてますが、Rod Stewart のバージョンが一番完成度が高いんじゃないでしょうか。
また、ゲイの友人の殺害をベースにした "The Killing of Georgie" は Dylan に Lou Reed 風が重なり、さらに Prt.2 では Beatles の "Don't Let Me Down"のメロディに乗せるという面白い曲になっていますが、いい曲です。
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