Miles バンドに参加する直前の録音による、Shorter のブルーノートでの初リーダーアルバムになります。
当時の Jazz Messengers のリード (Shorter、Morgan)に、Coletrane バンドのバック (Tyner、Workman、Jones)が合わさった形となっており、それぞれが刺激し合っているように思えます。Jones のドラムは、Blakey チックなサウンドに感じます。
一番好きなのは表題曲。静かな入りのテーマに続く Shorter のソロに、Tyner のバックが美しい。
全体的には抑制の効いた佳曲が多く、アルバムの色彩を特徴づけています。
一番激しいのは、Blakey スタイルの "Black Nile" ですが、こういった曲よりも、 "Oriental Folk Song" や Shorter らしいメロディの "Armagedon" のような抑えた曲の方がいいですね。
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