1981年というと、YMOが名作"BGM"を出した年、イギリスでは Gary Numan が活躍し、Depeche Mode がデビューしています。思えば、Kraftwerk が "Autobahn" を出したのが1974年ですから、その先進性に驚きます。
Kraftwerk が素晴らしいなと思うのは、そのサウンドチョイスです。ラジカル過ぎずまったく心地よいサウンドを選んできます。 "Autobahn" 以降、この傾向と実力はだんだんと磨かれてきたように感じます。一旦彼らの活動はこのアルバムで一段落しますが、ここまでの活動の中ではベストと言えるでしょう。ちなみに僕的には、再活動後の "Tour de France" も大好きです。
このアルバムは、「コンピュータ」をテーマにしたコンセプトアルバムですが、なんとこのとき Kraftwerk のメンバーはコンピュータを持っておらず、当然曲にもコンピュータは使われていないそうです。
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