前年のシルバー・アルバムとほぼ同じフォーマットの、RCA第2弾アルバム。
セカンドシングル "Rich Girl" は彼らにとっての初の#1ヒットとなりました。
これはハンバーガーチェーンの御曹司からインスパイヤされたとのこと。この Errol Wetson は Ernest Hemingway の孫娘であるモデルの Margaux Hemingway と結婚してます。それが1975年。ハンバーガーチェーン "Wetson's" は1975年に別のファーストフードチェーンと統合して名前はなくなっています。
Motown っぽい曲ですが、アルバムの中ではかなりポップ寄りです。
一方で、ファーストシングルの "Do What You Want, Be What You Are" はフィラデルフィアソウルのバラッドで、こちらも佳曲です。
アルバムは "Back Together Again" で始まりますが、実はこの曲が一番好きです。スリリングなイントロ、グルーブするベース、ファルセットコーラスがたまりません。こういうのって、やっぱり John Oates ですよね。
ややこしいのは、"Bigger Than Both of Us" という曲が、次のアルバム "Beauty on a Back Street" に入っていること。このアルバムには入ってません。後から作ったのか、このアルバムの選に漏れたのか。
Eagles が "New Kid in Town" を出したのが1976年12月。この頃の Hall & Oates はニューカマーとして噂の中心だったんでしょうね。
1. | Back Together Again | John Oates |
2. | Rich Girl | Daryl Hall |
3. | Crazy Eyes | John Oates |
4. | Do What You Want, Be What You Are | Daryl Hall, John Oates |
5. | Kerry | Stephen Dees, Daryl Hall |
6. | London Luck & Love | Sara Allen, Daryl Hall, John Oates |
7. | Room to Breathe | Sara Allen, Daryl Hall |
8. | You'll Never Learn | Daryl Hall, John Oates |
9. | Falling | Daryl Hall |
Daryl Hall | vocal, keyboards, mandola, synthesizer |
John Oates | vocal, rhythm guitars, harmonica |
Christopher Bond | lead guitar, keyboards, synthesizer |
Tom Hensley | acoustic piano |
Scotty Edwards | bass |
Leland Sklar | bass |
Jim Gordon | drums |
Ed Greene | drums |
Slugger Blue | "G kick" drums on "You'll Never Learn" |
Gary Coleman | percussion |
Tom Scott | flute, saxophone, lyricon |
Charles DeChant | saxophone |
Ron Barry | Cover Artwork |
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