この頃の主流はディスコだったと思いますが、全くそんなことには目をくれず、独自路線を貫いているのが好感が持てます。
なんといっても、このアルバムは、1曲目の "Let Me Be the Clock" でしょう。
Miracles 時代お得意のポップ・ソングと、ソロ時代のバラッドを混ぜたような名作だと思います。
LP A 面は名曲揃い。
特に、妻 Claudette とのデュエットである #4 "Wine, Women and Song" は半自伝的内容の美しい曲です。
LP B 面は、Stevie Wonder との共作 "Melody Man" で始まります。(1980年は Stevie が "Hotter Than July" を出した年です)
ラストの #8 "Travelin' Thru" は Smokey の姉 Rose Ella Jones の素晴らしい曲です。
- Let Me Be the Clock
- Heavy on Pride (Light on Love)
- Into Each Rain Some Life Must Fall (Doris Fisher, Allan Roberts)
- Wine, Women and Song (Robinson, Marv Tarplin, Pamela Moffett)
- Melody Man (Robinson, Stevie Wonder)
- What's in Your Life for Me (Robinson, David Soul)
- I Want to Be Your Love
- Travellin' Thru' (Rose Ella Jones)