2019年5月25日土曜日

New Amerykah, Pt. 2: Return of the Ankh / Erykah Badu (2010)

3枚目くらいまではよく聞きました。
Part 1.も聴きました
このアルバムも何が違うのかと言われればよく分かりませんが、少し単調な気がします。良い曲は多いんですが。
"Window Seat"や"Gone Baby, Don't Be Long"なんかは、好きです。

2019年5月11日土曜日

TEENAGER / フジファブリック (2008)

彼らの代表作である"若者のすべて"が入った3rdアルバムです。

僕にとっては、このアルバムが彼らのレコードを聴いた最初になります。
独特なキーボードのリフが入ってるバンドだなあ、という感想ですが、キーボード・プレーヤーが中心メンバーにはいないんですね。いろんなタイプの曲が入っています。勢いと、悪ふざけと、綺麗な曲と。歌謡曲っぽい曲もあったかと思えば、ホーン・セクションを入れた派手な曲もあります。(ちなみにホーンはスカパラ)
ユニコーンがアイドルだったようですが、分かるような気がします。

それにしても、"若者のすべて"は名曲ですね。夏の終わりの感じをうまく捉えています。多分、夏の終わりになったら聴きたくなるんやろうな、と思わせる曲です。

このアルバムの2年後に、フロントマンで、このアルバムのすべての曲の歌詞を書いていた志村正彦は亡くなってしまいます。フジファブリックのファンは、志村正彦のファンだった人が多かったようですが、この後バンドがどう成長していったのかはまた聴いてみたいと思います。

2019年5月1日水曜日

Kylyn / 渡辺香津美 (1979)

渡辺香津美名義になっていますが、坂本龍一、矢野顕子も含めたKyLynバンドとしてのアルバムといった方がピッタリくるのではないでしょうか。
実際、渡辺香津美の曲が3曲、坂本龍一の曲が4曲、矢野顕子の曲が1曲と、Milesのカバーが1曲といった構成になっています。

LP時代のA面は渡辺香津美サイド、B面は坂本龍一サイドといってもいいかもしれません。
いわゆるフュージョンですが、坂本龍一の個性が入って、少しずつシンセサイザーやヴォコーダーが混じってきます。当時は、YMO好きがテクノの一種として聴いたんでしょうから、随分肩透かしを食らったでしょう。

日本のフュージョンは一時、ギター・フュージョンともいうべき、ギターが牽引していた時代がありましたね。高中正義、野呂一生、渡辺香津美...
このアルバムは、卓越したギター・テクニックと音楽性との調和がとれている、いいバランスが成立していると思います。やはり坂本龍一など当時のYMOメンバーが参加したのが大きかったのだと思います。

それにしても、今から思うと豪華なメンバーです。けっこう村上秀一のドラムが効いてます。

渡辺香津美(gt), 坂本龍一(key), 矢野顕子(key), 村上秀一(dr), 高橋ユキヒロ(dr), 向井滋春(tb), 本多俊之(sax)...