Phase One を聴かずして Phase Two から聴くのもどうかと思いますが、Phase One から3か月のインターバルで発表されたという意味では、兄弟アルバムなのでしょう。
全体的な印象は、明るい曲調が多いこと、そしてブラスが効いていること。
そういう意味では、伝統的なソウルに根ざした曲を集めたのかもしれません。
生前に発表したアルバムでは、最後のアルバムになりますが、まだまだ衰えないアイデアと才能を見せつけており、これからの発展の期待が十分にあるアルバムです。
最初の4曲 "Baltimore", "Rock and Roll Love Affair", "2 Y. 2 D.", "Look at Me, Look at U" や "Black Muse" などは後期 Prince を代表する曲といってもいいくらいだと思います。
全く惜しい限りです。