これもコンセプトアルバムと言うんでしょうか。
Clinton 流ファンクを、 Fred Wesley 率いるホーン・セクションが強力にバックアップしている、"Mothership Connection" に続く見事な傑作です。
ミドル・テンポのグルーブをループするお得意のパターンのオンパレードですが、中にはソウルフルな曲もあり、割とバラエティに富んでいるようにも思います。
オリエンタルなイントロで始まり、ホーンにつながる#2 "Gamin' on Ya" 、Collins のベースが印象的でほとんど"語り"な #3 "Dr. Funkenstein" 、一転メロディアスでホーン・アレンジがカッコいい#4 "Children of Productions" と #5 "Getten to Know You"、 バカ明るくシングルにもなった#6 "Do That Stuff" 、 Sly の曲のような#8 "I 've Been Watching You" 、ラストを飾る強力なファンク・ナンバー "Funkin' for Fun"。
全体的には Sly の影響下にあるというか、 Sly のファンクの部分を抽出してマッシブに発展させた感じですね。
ジャケットのバカ丸出しなところもまたよし。