2019年2月24日日曜日

But Seriously, Folks... / Joe Walsh (1978)

Eagles にロックの風を吹き込んだ男、Joe Walsh !
Eagles に加入したのが1975年、"Hotel California" を出したのが1976年、ラストアルバム "The long Run" が1979年。70年代の代表的バンドの後半を特徴づけたと言えます。
"On The Border" 以降のロック色を取り入れたプロデューサー Bill Szymczyk を Grenn Frey に紹介したのも Joe Walsh です。

その代表曲が、"Life's Been Good"、レゲエリズムの軽快な曲です。
"They say I'm crazy but I have a good time, Life's been good to me so far" ってのがいいですね。

2019年2月17日日曜日

Camila / Camila Cabello (2018)

基本的には"ポップ"ですが、"Havana" だけが異彩を放っています。
ラップで参加している Young Thug の影響なのか、曲作りに参加している Pharrell Williams の力なのか。
ヘヴィーなリズムに、ラテンのフレーバー。この路線の曲がもっと欲しかったな。

2019年2月9日土曜日

Night Dreamer / Wayne Shorter (1964)

Miles バンドに参加する直前の録音による、Shorter のブルーノートでの初リーダーアルバムになります。

当時の Jazz Messengers のリード (Shorter、Morgan)に、Coletrane バンドのバック (Tyner、Workman、Jones)が合わさった形となっており、それぞれが刺激し合っているように思えます。Jones のドラムは、Blakey チックなサウンドに感じます。

一番好きなのは表題曲。静かな入りのテーマに続く Shorter のソロに、Tyner のバックが美しい。
全体的には抑制の効いた佳曲が多く、アルバムの色彩を特徴づけています。
一番激しいのは、Blakey スタイルの "Black Nile" ですが、こういった曲よりも、 "Oriental Folk Song" や Shorter らしいメロディの "Armagedon" のような抑えた曲の方がいいですね。

2019年2月3日日曜日

HOME / 山崎まさよし (1997)

独特の発声が特徴的で、アーティストとしてはオリジネーター志向が強い人だと思います。
野球で言えば野茂やイチローのような。

フルアルバムとしては2枚目にあたり、出世作です。
代表曲 "One more time, One more chance" や "セロリ" が入っているだけでも価値があると思います。

アコギ、ジーンズ、Tシャツ、スニーカー、そんな山崎まさよしのイメージ通りのアルバムです。