2019年4月20日土曜日

I Don't Wanna Cry On Your Shoulder Tonight / Tomi Yo (2011)

いろんな人のプロデューサーとか、アレンジャーをやっている Tomi Yo 氏の数少ないオリジナルアルバムの一つです。

知ったのは最近で、最初は土岐麻子の "PINK" の楽曲提供者、プロデューサーとしてでした。
一番近くは、あいみょんの "瞬間的シックスセンス"、3曲アレンジしています。あいみょんいわく、スローな曲がバツグンとのこと。このアルバムでも、片鱗を見せています。

アレンジ、プロデュースでは、エレクトロニクスから、アコースティックまで幅広く、アーティストの個性を引き出すことが得意なようですが、このアルバムは、基本的にはエレクトロニクスです。
ボーカルに自信がないためでしょうか、インストルメンタル部分に主眼が置かれているように思います。

一番いいなと思う曲は、"Friday Night"。ディスコ調が心地よいです。

2019年4月7日日曜日

Subject / Dwele (2003)

デトロイト出身のR&Bシンガー、Dwele のメジャー・デビュー・アルバムになります。

全体的にはネオ・ソウル、ジャジー、ということになりますが、70年代ソウルの影響が強く感じられます。

ファースト・シングルになった "Find a Way" が出色の出来ですが、これはイントロのライトなギターフレーズとドラム・パターンで決まり、という感じがします。イントロのサウンドがいかに大切かということでしょうね。曲の全体像を決定してしまいます。ロックだとギター・フレーズがそれにあたるんでしょうけど。ちなみに、ドラムは、The Blackbyrds "Dreaming About You" をサンプルしているようです。

そのほかの曲も、メロウさがたまりません。