Rolling Stone 誌の選ぶ "オールタイム・グレーテスト・アルバム500" で147位にランクされたように、世の中的には傑作として愛されているアルバムですが、実は僕はそれほど好きではありません。 Stephen Stills や Neil Young はいいのですが、 Graham Nash のフォーク・カントリー傾向が強いのがちょっと、です。
一般的には、4人の個性がぶつかり合った奇跡の一枚のように言われています。実際4人が2曲ずつ持ち寄り、あと Joni Mitchell の曲と共作が1曲で全10曲になっていますが、ほとんどの曲は各人のソロに近いものです。そういう意味では、まとまりのないアルバムです。
聴きたいと思ったのは、 Neil Young の "Helpless" が入っていたから。いくつかのバージョンを試したようですが、最終的にはスローバージョンに落ち着いたようです。名曲です。
続く "Woodstock" もいいですね。少なくとも Joni Mitchell のオリジナルよりはロックしています。