2016年9月25日日曜日

The Unique Thelonious Monk (1956)

Riverside でのセカンドアルバムとなります。

Orrin Keepnews のプロデュースのもと、ファーストの "Plays Duke Ellington" 同様、オリジナルの曲はなく、すべてスタンダードです。
したがって、曲の良し悪しではなく、演奏に集中、ということになります。
Monk の魅力は、いくつもの傑作曲を作り出したメロディメーカーとしての才能ももちろんですが、独特なピアノの音色にもあり、その演奏力を十分に生かそう、ということでしょう。
ピアノ(Monk)、ベース(Oscar Pettiford)、ドラムス(Art Blakey)という最小限のコンボで、Monk のピアノ演奏の魅力がよく出ています。

リリカルというより打楽器に近いタッチ、シングルトーンでもブロックコードでもときに微妙にずれる音階。
唯一無二、アルバムタイトル通り、ユニークですよね。
素晴らしい!

2016年9月19日月曜日

Maxwell's Urban Hang Suite / Maxwell (1996)

ベースラインが効いています。題名通りアーバンなアルバムです。

ほとんどミッドテンポで、曲の違いがはっきり分からないのも特徴です。
もちろんよく聴くと、それぞれ際立ってますが。

Neo Soul ムーヴメントの代表と言ってもいいでしょう。

Maxwellの中では一番好きです。

2016年9月11日日曜日

Sing to the Moon / Laura Mvula (2013)

ユニークですね。
アップテンポの曲が少ない、とレコード会社からダメ出しを受けたほど、スローでシンプルな曲が多いです。
かといって、暗いわけではなく、カラフルではあります。

全体的にジャズやR&Bより、クラシックの影響が強いように感じます。
それともアカペラか。

それにしても、"m"で始まる名前って、やっぱりアフリカ系に多いんですかね。
ンヴーラ or ムヴーラ、いずれにしても名前呼びにくいですよね。

2016年9月4日日曜日

De Ti Depende (It's Up to You) / Héctor Lavoe (1976)

前作 La Voz に続き、Willie ColónRubén Blades のバックアップを受けた第2弾です。

名作と呼ぶのにふさわしく、いい曲が揃っています。
少しスローな曲が多いでしょうか。

それにしてもこのジャケットの存在感すごいですね。正直、買うのがためらわれます。