Riverside でのセカンドアルバムとなります。
Orrin Keepnews のプロデュースのもと、ファーストの "Plays Duke Ellington" 同様、オリジナルの曲はなく、すべてスタンダードです。
したがって、曲の良し悪しではなく、演奏に集中、ということになります。
Monk の魅力は、いくつもの傑作曲を作り出したメロディメーカーとしての才能ももちろんですが、独特なピアノの音色にもあり、その演奏力を十分に生かそう、ということでしょう。
ピアノ(Monk)、ベース(Oscar Pettiford)、ドラムス(Art Blakey)という最小限のコンボで、Monk のピアノ演奏の魅力がよく出ています。
リリカルというより打楽器に近いタッチ、シングルトーンでもブロックコードでもときに微妙にずれる音階。
唯一無二、アルバムタイトル通り、ユニークですよね。
素晴らしい!
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